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中五島高等学校
令和6年度

令和6年度の高総体の記事をまとめました。

なかこうの白熱したドラマをご照覧ください!

【出発の朝】

5月31日(金)

昨年に引き続き、天気はあいにくの小雨。

ですが、「令和6年度第76回長崎県高等学校総合体育大会」へ出発する中五島高校選手団26名(生徒教員含む)は、全員が元気に港へ集合しました。

 

奈良尾港でフェリーを待つ選手たち。

   

  

  

   

 

リラックスした良い表情ですね!

今年もまたどんなドラマを作ってくれるのか……今からとても楽しみです!!

 

総合開会式で旗手を務めるのは、卓球部主将の浦悠惺さん(3年)

「旗手として、堂々と行進してきます!」

 

プラカード保持者は陸上競技部女子主将の田崎空美さん(3年)

「行進練習の成果を発揮して頑張ります!!!」

 

「小さな島のアスリートたちの挑戦」は、この後、総合開会式から始まります。

総合開会式は、本日、15:00から。
中五島高校選手団の入場行進は、83校中15番目の予定です。

  

 

最後に校内清掃中の3年生からの応援メッセージが届いています。

高総体応援メッセージ[MP4ファイル/2MB] 

 

上五島から選手たちへ!!!

島に残った生徒たちを含め、中五島高校は一丸となって、選手たちを応援しています!!!

 

“頑張れ!なかこう運動部!!!!”

 【高総体総合開会式】

総合開会式が行われるベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場に到着した中五島高校選手団。

本番を前に、やる気のガッツポーズです!!

 

良い緊張感の中で、行進本番を待ちます。

  

 

スタンドからそろそろ移動……

  

  

本番直前でも明るい笑顔ですね。

練習してきた自信が、全身から溢れ出ています!!

 

そして、いざグラウンドへ!!!

 

本番の堂々とした姿。本当にステキでした!!!!!

  

 

短い時間ですが、動画も届きましたので、選手たちの勇姿をご覧ください。

中高行進[MP4ファイル/2MB]

 

開会式の大役を終えた旗手・浦悠惺さんとプラカード保持者・田崎空美さんのコメントです。

「なかこうの姿をよく見てもらうために、集中して行進しました。自分の名前が紹介されたのにも気づきませんでした」

「練習した甲斐あって、堂々と自信を持って歩けました!!」

  

 2人とも、どことなくホッとしているように見えるのは、私だけでしょうか?

 

威風堂々たる行進を見せてくれた20名の選手の皆さん、今大会、最初の感動をありがとう!

 

開会式を終えた選手団は、これから、それぞれの競技が行われる諫早市・大村市へとバスで移動し、明日からの連戦に備えます。

 

“明日に向かって、走れ!!なかこう運動部!!!”

 

【卓球部】

6月1日(土)【1日目】

○女子卓球部

大村市体育文化センター シーハット大村で行われた卓球女子・団体戦の結果です。

【1回戦】 

 ○中五島(3)-●佐世保西(2)

 

初戦から激戦でした。

フルセットの末、勝利を手にした中五島高校女子卓球部。

1回戦突破です!!

 

 

最初に登場したのは、宗優妃さん(2年)。

   

効果的なサーブや練習の成果を発揮した打ち方で相手のミスを誘い、1番手としてチームに初勝利をもたらしました。

 

そんな宗さんと横並びで試合をしたのは、山嵜さつきさん(2年)

高校から卓球を始めたという山嵜さんですが、緊張で手が震えながらも、第1セットを先取します。

しかし、第2、第3セットは、思うようにいかず、第4セットも追いすがりましたが9-11と一歩及ばす敗退となりました。

 

1勝1敗で迎えたダブルス。荒木葉月さん(3年)と宗優妃さん(2年)が勝負に挑みます。

第1セットは、相手のサーブとテンポの速い攻撃に翻弄され、相手に先取されます。

 

第2セット。先ほどの悔しさからか、2人もよく声を出し、気迫のこもったプレーでチャンスボールをしっかりと自分たちの得点につなげ、1勝1敗の五分に持ち込みました。

  

第3セットを落とし、迎えた勝負の第4セット。攻守ともになんとか頑張りましたが、もう少しのところで惜敗しました。

 

4番手として登場したのは、卓球部女子の中で唯一の3年生である主将・荒木葉月さん。

対戦相手は、先ほどのダブルスで敗れた相手です。

しかも、1ヶ月前から捻挫していた足に激痛が……。

1勝2敗……もう後がない……。

とにかく声を出し、自分を鼓舞し、気合いを入れる荒木さん。

先ほど苦しめられたテンポの速い攻撃にも食らいつき、チャンスボールは確実に自分のものにする。

まさに、“あきらめたらそこで試合終了”の中、気迫と根性で乗り切り、3-0のストレートで勝利をつかみとりました。

 

そして、迎えた最終戦。

勝利の行方は、1年生で唯一、団体戦に出場している宗優心さんに託されました。

対戦するのは、先ほどのダブルスで姉の優妃さんが敗れた相手。

2-2で迎えた第5セット。

このとき、隣の台で試合をしていた荒木さんの勝ちが確定し、最終セットを前に、すべての重圧が優心さんに襲いかかります。

  

「この場面で緊張しない選手はいない。あとは気持ちの強い方が勝つ」と、監督である顧問の先生に送り出された優心さん。

自分の打てる球で確実に攻め、姉の仇をしっかりととる形で勝利を収めました。

 

ひとりひとりが最後まで諦めなかった結果が、団体戦に勝利をもたらしたのではないでしょうか。

のしかかるプレッシャーをはねのけた大物1年生・宗優心さんの今後も楽しみですね。

 

【2回戦】 

 ●中五島(0)-○諫早商業(3)

 

1回戦が終わり、ホッとしたのも束の間、すぐに2回戦へと突入です。

しかも、対戦するのは昨年ベスト8だった諫早商業高校……強敵でした!!

 

シングルス1 宗優妃さん(2年)

1回戦のシングルス1では、勝利をおさめた優妃さんでしたが、2回戦の試合運びは思ったようにはいきませんでした。

甘く入ったサーブは見逃されるはずもなく、どんどん相手に打ち込まれ……

単調なミスが重なって、自分の力を発揮する前に試合が終わってしまいました。

 

シングルス2 宗優心さん(1年)

さすがの大物ルーキーも、2回戦では苦戦します。

1回戦では相手を苦しめた独特の戦型でしたが、2回戦では相手にチャンスボールを与える結果となり、打ち込まれてしまいました。

相手のロングサーブにもなかなか対応できず敗退……初めての高総体1日目は、勝利の甘味と敗退の苦味をどちらも味わう結果となりました。

 

そして迎えたダブルス。

荒木葉月さん(3年)と宗優妃さん(2年)が背水の陣を敷いて向かいます。

0-2で迎えた第3セット。本当に後がない2人。

ラケットを握る手にも力が入ります。

が、そこは意地と執念をつなぎ合わせ、「絶対に負けられない」という気持ちで声を出し、ひたすらに白球を追った結果、相手の攻撃をしっかりと凌ぎきり、1セットを奪い返しました。

粘りを見せた第4セットでしたが、惜しいところで勝利を逃し、団体戦は2回戦までで歩みを止めてしまいました。

 

試合終了後、「頑張りました!」とやりきった顔でベンチに戻ってきた荒木さんでしたが、一緒にダブルスを組んできた優妃さんは「負けたことが悔しい。先輩にもっと団体戦で戦わせてあげられなかったことがすごく悔しい」と肩を落としていました。

 

チーム一丸となって戦った団体戦は終わってしまいましたが、卓球部の戦いは明日以降も続きます。

女子部員唯一の3年生である荒木葉月さんに、明日への意気込みを聞いたところ「足は故障していますが、気持ちは故障していないので頑張ります」と、元気な一言が返ってきました。

 

明日への希望を胸に

“行け!なかこう卓球部!!!”

 

○男子卓球部

同じく大村市体育文化センター シーハット大村で行われた卓球男子・団体戦の結果です。

【1回戦】 

 ●中五島(0)―○佐世保高専(3)

 

先鋒 浦濱遼太郎さん(1年)

1年生ながら初戦のシングルス1に登場し、善戦しましたが敗退しました。

 

次鋒 浦悠惺さん(3年)

主将の浦さんがシングルス2で登場です。

昨日の開会式には、卒業生で、昨年度まで一緒に戦っていた先輩が応援として駆けつけ、力をもらっていたのですが……

カットマンタイプの対戦相手に苦戦します。

何せ、島内にはカットマンタイプの練習相手がいないのです。

なんとか対応しようとするも、どうにもできずに敗退。

 

追い込まれた第3戦。ダブルスを組むのは、浦悠惺さん(3年)と川上丈太朗さん(2年)です。

0-2と追い込まれ、後がない2人。

対戦相手は、やはり苦手なカットマンタイプの選手たち。

手も足も出なかったシングルス2と比べ、少しずつ相手に対応できるようになった浦さん。

試合の中でも、まだまだ成長しています。

が、エースの川上さんもカットマンに戸惑ってしまい……

残念ながらストレート負けでの敗退となってしまいました。

しかし、負けた試合であっても「3セット目に自身の課題であった“カット技術の向上”を感じられたことは良かった」と、悔しさの中にも、確かな収穫を感じていたようです。

 

試合終了後、主将の浦悠惺さんに明日の個人戦へ向けた意気込みを聞いてみました。

「メンタルで負けないように頑張ります!!」

 

  

 

3年生にとっては、最後の高総体です。

暑い日も、周りが休んでいる日も、少ない人数で、ただひたすら練習に費やしてきた卓球魂を持つ選手たち。

明日からの個人戦をもっともっと応援したいと思います。

 

燃え上がれ!小さな島のアスリートたち!!

 

6月2日(日)【2日目】

卓球部の朝食の様子が届きました。

 

昨日の団体戦の疲れが残っているのか、それとも個人戦への緊張からなのか、はたまたカメラを向けられているためなのか?

 

比較的静かな朝食。

 

ですが、今日からは個人戦です。

試合はシングルスから始まります。

男子の目標は……「まずは初戦突破!!」

口数は少ないものの、強い決意の感じられる表情で語ってくれました。

 

女子の方はというと……

「数名の選手が負傷しているため、本来のプレーができるかわかりませんが、気持ちで負けないように精一杯頑張ります!!」

力強いコメントですね。

 

個人戦は孤独な戦いかもしれませんが、選手のみなさんの後ろには、私たち“中五島高校応援団”がついています。

 

海の向こうへと届くよう、今日もしっかり応援したいと思います。

 

“魅せろ!!小さな島のアスリートたち!!!”

 

○男子シングルス

【1回戦】

 ●浦 悠惺(1)-○佐世保西(3)

佐世保西の3年生を相手に善戦しました。

第1セットは得意のサーブで相手を翻弄し、流れに乗って先制攻撃。第1セットは浦さんが勝利します。

このままの勢いでいくかと思われた第2セット。

相手のドライブにより守備を乱され、そのまま連勝を許し、セットカウント1-3で、浦さんのシングルスは幕を閉じました。

  

 

 ●山下航輝(0)-○壱岐商業(3)

1年生の山下さんは、今大会初めての試合です。

ということで、ベンチには2年生の先輩である川上丈太朗さんが入ってくれました。

  

緊張でむかえた第1セット。

慎重に放った甘いサーブを強打で返されてしまいます。

第2セット以降、徐々に修正できたものの、2打目、3打目のミスが目立ち、相手に点を与えてしまう展開に。

流れを自分の方に引き寄せることができないまま、ストレートでの敗退となりました。

  

 

 ●浦濱遼太郎(0)-○佐世保南(3)

高総体デビューを果たした団体戦から一夜明けたシングルス1回戦。

浦濱さんにとっては、厳しい戦いとなりました。

自分よりも数段強い相手に終始圧倒されてしまい、ゲームを作ることができなかったそうです。

苦いシングルスデビューを糧にして、これからもっともっと練習に励んでくれると信じています!!

  

 

 ●川上丈太朗(1)-○佐世保工業(3)

卓球部のエースが登場。

第1セットを先取し、さすがエースと思ったのも束の間、第2・第3セットはサーブミスなどを連発してしまい、自滅する形で追い込まれてしまいます。

後がない第4セット。ようやく緊張もほぐれ、気持ちもどうにか持ち直し、高ラリーが続く展開へ。

ですが、あと少しのところで勝利に手が届かず、一回戦敗退となってしまいました。

  

 

 

明日は、いよいよ最終戦のダブルスです。

 

「まずは1勝!!」を合い言葉に

 

“粘れ!!なかこう卓球部の男子たち!!!”

 


 ※中五島高校生徒会作成の掲示板より

 

○女子シングルス

【1回戦】

 ●山嵜さつき(1)-○川棚(3)

第1セットは互いの力が拮抗し、勝利の女神がどちらに微笑むのかわからない展開に。

9-10で迎えたセットポイント。

1点取れればデュースというところでしたが、スマッシュの精度に競り負け、先制を許してしまいます。

第2セットは、自分のミスもあり、6-11と連取されてしまいました。

そして迎えた第3セット。

卓球歴2年目の山嵜さんですが、得意のサーブで相手の守備を崩すことに成功。

11-9で窮地を凌ぎます。

しかし、課題であった体力面で相手について行くことができず、セットカウント1-3で1回戦敗退となりました。

  

 

 ●浦琴梨(2)-○壱岐(3)

高校入学後、初めての高総体かつ初戦でフルセットまで持ち込みました!!

しかも、得意のサーブで第1・第2セットを連取するという素晴らしい展開に……。

しかし、第2セット終盤から、徐々にサーブを攻略され、逆に第3セットは、甘く入った玉を強打されてしまいます。

あと1つ取れれば勝利……というところで迎えた第4セット。

第3セットの反省を活かし、丁寧なブレーを心がける浦さん。

辛抱強く粘り、デュースを何度も繰り返しますが、13-15でセットを落としてしまいました。

そのまま押し切られる形で、第5セットも落とし、高校の公式戦デビューを勝利で飾ることはできませんでした。

  

 

 ●宗 優妃(2)-○壱岐(3)

こちらもフルセット。

第1、第2セットは、緊張のせいかミスを連発。

得点をほとんどとれないまま、2セット連取されてしまいます。

もう後がない第3セット。

ここで、優妃さん、ようやく相手サーブに対応し始めました!!!

そこに相手のミスも重なって、第3、第4セットを連取します。

そのままの勢いで乗り切れるかと思った第5セット。

相手も修正してきたため、9-9と勝利はどちらに転んでもわからない展開へ……。

しかし、ここで相手に2点連取されてしまい、9-11で惜敗となりました。

  

 

 

 ●宗 優心(1)-○諫早商業(3)

団体戦で大物ルーキーの片鱗を見せた優心さん。

昨日の経験を活かし、カットマンを相手に粘り強く戦います。

攻められる球は見逃さず、バックハンドでしっかりと攻撃……高校に入ってから、練習を重ねてきたフォアでの攻撃も結構うまくいき、負けはしましたが、今後に期待できる試合内容だったと、顧問の先生は語ります。

試合終了後、優心さんは

「3年生はいなくなってしまうけれど、粒高を使いこなし、勝てなかった相手にも勝てるよう頑張ります」

とコメントしてくれました。

  

 

 ●荒木葉月(1)-○佐世保西(3)

2回戦から登場することになった荒木さん。

昨日の団体戦から、負傷している足が痛み続けているそうです。

2セットを連取され、後がなくなったところで、足の痛みと悔しさに涙があふれます。

ですが、それでも、持ち前の“負けず嫌い”を発揮し、気合いと根性で第3セットを取り返しました。

しかし、足に力が入らず、いつもなら強く打てるはずの球も打てなくなり、ジリジリと追い詰められた結果、初戦敗退となってしまいました。

  

 

いよいよ明日は、最後の戦いです。

負傷者の多い卓球部女子の皆さんですが、それでも諦めずに戦い抜いてくれることと信じています!!!

(ちなみに、顧問の先生が、足を負傷している荒木さんに、明日の棄権を勧めたところ、「それは癪だから嫌だ!!」とここでも負けず嫌いを発揮しているようです。)

 

3年生と戦える最後の試合。

部員全員が、悔いのない内容で最終戦を終えてくれることを願います。

 

“自分に打ち勝て!!小さな島のアスリートたち!!!”

 

 

6月3日(月)【3日目】

○男子ダブルス

【1回戦】

 ●山下航輝・浦濱遼太郎(0)-○島原工業(3)

 

1年生ペアでのダブルスです。

試合開始からサーブミスを連発。

やはり、高総体となると緊張しますよね。

そんな中でも、第2セットは、浦濱さんのバックスマッシュが炸裂!!

6点取ることでできました!!

終始圧倒される試合展開の中で、1つでも自分のプレーができたのならば御の字です。

彼らはまだまだ1年生。

これからの頑張り次第です!!!

  

 

 

 ●浦悠惺・川上丈太朗(0)-○平戸(3)

 

3年生の浦さんにとっては、これが最終試合です。

そんな先輩の引退に花を添えようと、2年生の川上さんも頑張ったのですが……

相手のサーブにやられてしまい、厳しい結果となりました。

  

 

 

人生は思いどおりにいかないことだらけです。

高総体3日間をとおして、卓球部男子としては悲願の1勝を挙げることはできませんでした。

ですが、1・2年生にはまだ来年があります!!

今大会で感じた悔しさをバネに、これまで以上に練習に励んでくれることでしょう。

 

そして、浦さん。

3年間を振り返ってみると、部員2人の時もありましたね。

それでも3年間コツコツと努力を重ね、その大きな背中で後輩を引っ張ってくれました。

3年間、お疲れ様でした!!!

 

 

○女子ダブルス

【1回戦】

○浦琴梨・切江沙綾(3)-●壱岐商業(0)

 

1年生ペアかつ切江さんにとっては高総体デビュー戦です。

が、何と1回戦突破!!!

1年生が快挙です!!!!

 

とにかくサーブの調子がよかった!!!

 

サーブで相手を翻弄し、付け入る隙を与えませんでした。

ストレートで勝利を収めた後も、2人は互いに「ツッツキが課題」と言いながら、2回戦に向けて調整を始めていました。

 

 

 ●山嵜さつき・宗優心(2)-○上五島(3)

 

まさかの上五島高校と高総体で対戦。

同じ島で、練習試合もしているのに……。

そんな運命のいたずらによってなのか、試合もフルセットの混戦模様。

第1セットは守備にミスが目立ち、自分たちの試合を作ることができずに落としてしまいます。

そこで先に立ち直ったのが、大物ルーキーの優心さんです。

迎えた第2セット。先ほどミスが目立ったサーブレシーブを修正し、相手サーブに徐々に対応。

シーソーゲームを繰り返しながらも粘り勝ちすることができました。

すると第3セットでは、山嵜さんのサーブが決まりだし、勢いに乗って2ゲームを連取。勝利に王手をかけます。

が、第4セットで相手の戦術が変わり、それに対応しようとしている間に2ゲーム連続で落としてしまいました。

「あと1つ勝てば……」そう思ってはいても、なかなか勝てないのが勝負の世界ですね。

 

 

【2回戦】

 ○荒木葉月・宗優妃(3)-●大村城南(0)

 

2回戦からの登場となった、荒木葉月・宗優妃ペア。

団体戦の2回戦・ダブルスで負けてしまった時の悔しさを、ここにぶつけたのでしょうか?

とにかく2人とも、よく声が出ていました!!

息の合ったプレーで、思い切り良く試合することができたようです。

「先輩ともう少しプレーを…」優妃さんの先輩に対する想いと、荒木さんの勝負への意地が、2人に勝利をもたらしたのかもしれません。

3回戦へ進出です!!

  

 

 

 ●浦琴梨・切江沙綾(0)-○鎮西学院(3)

対戦相手は第2シードの鎮西学院。

ということで最初から萎縮してしまい、手も足も出なかったようです。

サーブがなかなか決まらず、第1セットを落としてしまいました。

迎えた第2セット。

徐々にサーブが入りだしましたが、サーブレシーブでフォアサイドを攻められ、得点を重ねることはできませんでした。

第2セットの反省を活かした第3セット。

何度かしっかりと繋ぐことはできましたが、やはり力の差は大きく、ストレートで2回戦敗退となりました。

  

 

 

 

【3回戦】

 ●荒木葉月・宗優妃(0)-○活水(3)

 

「先輩と最後の試合を……」

第1セット。その強い想いが思いも寄らなかった展開を見せます。

対戦相手はシード校の活水。

強豪校を相手に、シーソーゲームを繰り広げ、デュースとなります。

何度もセットポイントを回避しますが、最終的には13-15で第1セットを落としてしまいました。

粘りに粘った試合でした!

負傷している足をかばいながらコートに立つ荒木さん。

痛みをこらえ、力を振り絞りましたが、なかなか思うようにはいかず、3回戦で姿を消しました。

  

 

 

 

最後のミーティング。

高総体を終えて、選手たちの胸にはどのような想いがよぎっているのでしょうか。

今回の経験から得たことを、1・2年生は次の試合へ、3年生は自分の進路へ、それぞれつなげて欲しいと思います。

 

 

結びに、今日、引退を迎えた3年生の2人から、これまで応援してくださった皆様へメッセージがあります。

「私たちを応援してくださったすべての皆様、今日までありがとうございました。団体戦で女子が勝てたのは、皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。これから新チームになりますが、後輩たちには気持ちも新たに頑張ってほしいと思います。これからも、中五島高校卓球部への応援、よろしくお願いいたします。」

 

 

“小さな島のアスリートたちの挑戦”は、新しい世代へと引き継がれていきます。

 

卓球部の皆さん、3日間の連戦、本当にお疲れ様でした!!!

 

【陸上競技部】

6月1日(土)【1日目】

おはようございます!

昨日の雨も嘘のような快晴です。

こんな晴れやかな空を見ていると、良いことが起こりそうな予感がします!!

 

陸上競技部は、諫早市にあるトランスコスモススタジアム長崎で4日間の連戦です。

  

誰もいない競技場。

これから、この場所で、どんなドラマが生まれるのでしょうか。

 

参加校が並ぶ開会式。

  

中五島高校の選手たちの姿もみられます。

 

本日の陸上競技部は、

・女子400m予選
・男子400m予選
・4×100mR予選
・男子砲丸投
・女子やり投

に出場する予定です。

 

男子砲丸投に出場する濱崎孔心さん(2年)[崎は大→立 以下同じ]・大瀬良一星さん(1年)は、朝一番でウォーミングアップを開始。

濱崎孔心さんのコメントです。「目標は12m10cm。6位入賞を狙います!!」

どうやら、気合い十分のようですね!!

 

 

陸上競技部は、「それぞれが立てた目標を“全員達成!!”すること」が目標だそうです。

 

 

果たして、陸上競技部としての目標を達成できるのか!?

 

陸上競技部の挑戦を、なかこうHPは追いかけます!!!

 

 

 


       ※中五島高校生徒会作成掲示板より

 

 

陸上競技部からうれしい知らせが届きました!!!

 

【男子・砲丸投】

濱崎孔心(2年) 記録 12m29 ←自己ベスト!
(崎は大→立 以下同)

5位入賞 北九州大会出場決定!!

 

 

なんと、自己ベストを1mも更新!!!

 

高総体という大舞台で2年生の濱崎孔心さんが目標としていた12m10を大きく上回り、5位入賞という結果をつかみました。

しかも、濱崎さん、1投目から自己ベスト更新でした!!!

  

  

 

3投を終えてベスト8の紹介に登場。

  

  

 

見事、6投すべてファウルすることもなく記録を残しました。(これも素晴らしいことです。アイアンハートの持ち主ですね!)

 

  

 

顧問の先生と立てたのは“体力温存作戦”だったとか。

 

試合を終えた濱崎さんは

「体力はもたなかったけど、3投目まで12mを超え、全て自己ベストでした。とにかくめっちゃ楽しかったです!!6投目まで体力がもつように、自分に足りない部分を、これからもっと頑張って補います。もうちょっと努力します!!!」

と語ってくれました。

 

濱崎さんの視線の先には、次の上位大会だけでなく、来年の高総体が見えているようですね。

結果に満足せず、“もっと上へ”というその気持ちこそが、濱崎さんがどんどん強くなる所以なのかもしれません。

 

 

Congratulation!!

 

 高総体1日目、中五島高校選手団に良い勢いを与えてくれた濱崎さん。

 

“小さな島のアスリートたちの挑戦”は、まだまだ続いていきます!! 

【女子・400m】

・冨野七海(1年) 1:11.98(予選4組8着)

  

目標としていた1:11.00にはあと一歩のところでした!

まだまだ1年生です。

この大舞台での経験が、明日への一歩につながります!!

 

【男子・400m】

・吉村侑篤(3年) 54.69(予選10組5着)←自己ベスト!

  

なかなか思い通りの練習ができない中で、よく頑張りました!

最初の目標では「400mは56.30」と言っていたんですが……自己目標を大幅に達成し、自己ベストで明日の800mへ。

良いバトンがつながりましたね。

 

【女子・やり投】

・田崎空美(3年) 25m76(19位)←自己ベスト!

  

最後の大会で、こちらも自己ベストを更新です。

目標としていた25mのラインを越えて、最後の1投で記録を残しました!!!

本人もビックリ&大喜びです!!!

まさに、3年生の執念ですね。

田崎さんからのコメントです。

「めっちゃうれしかったですー。ベスト更新、自己目標達成で、自分で言うのも何ですが良いドラマでした!コツコツやり投をしてきた甲斐がありました!!」

と、満面の笑顔で語ってくれました。

田崎さんが有終の美を飾ることができて、HPを更新している私も嬉しいです。

 

【女子・100×400mR】

[記録]56.26(予選4組7着)
 第1走 田崎空美(3年)
 第2走 中山柚季(2年)
 第3走 冨野七海(1年)
 第4走 谷川寧々(2年)
 

  

陸上競技部唯一の団体種目でした。

「チーム目標は60秒をきること」

見事、目標達成です!!!

  

初めての組み合わせでのエントリーとなりましたが、案外、バトンパスもスムーズにいき、満足のいく結果となったようです。

 

 

初めて高総体という大舞台を経験した1年生たち。貴重な経験となりました!

  

※男子・砲丸投出場 大瀬良一星さん(1年)
※女子・やり投げ出場 深浦千郁さん(1年)

 

明日の自分と戦うために

“越えろ!!なかこう陸上競技部!!!”

 

6月2日(日)【2日目】

【男子・100m】

・大瀬良一星(1年) 13.30(予選19組8着)

  

タイムよりも、まずは出場し、場の空気を味わうことが目標でした。

初めての高総体で、投擲だけでなくトラック競技にも出場した大瀬良さん。

「緊張で体が縮み、気持ちも体も前のめりになってしまいました」

と悔しさをにじませます。
 
その悔しさが、明日の自分を強くしてくれるはずです!

 

【女子・100m】

・田崎空美(3年) 17.51(予選4組7着)
・峯脇めい(3年) 15.84(予選9組6着)
・中山柚季(2年) 14.46(予選11組7着)←自己ベスト!

 

 

予選4組に登場したのは、昨日、やり投で自己ベストを更新した田崎空美さんです。

高校生活最後の陸上競技となるこの種目。

ラストランへの想いを胸に、スタートを切った田崎さん。

風に乗って足を前へ前へと踏み出していたその時、足に激痛が走りました。

肉離れです。

それでも田崎さんは、最後まで走りきりました。

心の調子も体の調子も良かっただけに残念ではありますが、それでも、最後までやりきった田崎さんの背中を見て、後輩たちはきっと、何かを感じ取ってくれていると思います。

3年間、お疲れ様でした!!!

 

 

予選9組に登場したのは峯脇めいさん。

峯脇さんにとって、この競技が今季高総体の初戦です。

目標としていた15.50にはあと0.34秒届きませんでした。

陸上競技は、1秒ではなく0.1秒の世界なんだと改めて思います。

競技終了後も、淡々とした様子の峯脇さん。

明日の200mで、これまでコツコツと積み重ねてきた努力の成果を全て出し切ってくれると信じています!!

 

 

予選11組に登場した中山柚季さん。

自己目標の“14秒台”を見事に達成し、自己ベスト更新です!!

0.1秒を縮めることの難しさを実感しているからこそ、目標を達成できたときの喜びもひとしおですね。

会場で待つチームメイトの元に、満面の笑顔で戻ってきました。

 

 

【女子・円盤投】

  
 
深浦千郁さん(1年)にとって、円盤投の試合は初挑戦でした。

試合直後の深浦さんのコメントです。

「全然ダメだったけれど、学校に戻ったら円盤の練習を頑張りたい!!」

今後のためにと出場した円盤投でしたが、本人はとにかく前向き!!

その満ちあふれるやる気に、顧問の先生も驚いていました。

超ポジティブなその姿勢は、尊敬に値しますね。

その前向きさで、今後の陸上競技部に新しい風を吹かせて欲しいと思います。

 

【男子・800m】

・吉村侑篤(3年) 2:13.42(予選4組10着)

  

高校陸上でのラストランです。

目標としていた2:12.00には届きませんでしたが、吉村さんは笑顔でこう言います。

 

「400mで自己ベストを出せたし、800mは最後に全力が出せたので満足でした!!」

 

主将として、いろいろと大変なこともあったと思います。

これからは、人生における自己ベストを更新していけるよう、今回の走りのように、全力で何事にも向き合っていける人であってほしいです。

3年間、お疲れ様でした!!!

 

【女子・800m】

・冨野七海(1年) 2:46.97(予選5組14着)←自己ベスト!

  

目標としていた2:50.00を大きく更新する自己ベストです!!

1年生ながら、一歩ずつ前進していますね。

競技を終えた冨野さんにコメントをいただきました。

「大舞台で自己ベストが出せて嬉しいです。9月の県新人戦まで苦しい練習を重ねて、さらに自己ベストを更新してみせます!!!」

頼もしいですね!

冬の練習を耐え抜き、来年の高総体では主力として活躍してくれることを期待しておきます!!

 

 

【男子・ハンマー投】
・山下竜之介(3年) 31m66(12位)
・濱崎孔心 (1年) 34m81(10位)←自己ベスト!
 [崎は大→立 以下同]

2人とも自己目標達成とはいきませんでしたが、濱崎さんは、昨日に引き続いて自己ベストを更新です!

  

  

 

今大会の初戦となった山下さんは、気負いすぎたためか、いつものようなパフォーマンスができず、悔いの残る結果となりました。

やはり、高総体という大舞台には魔物が住んでいるんですかね。

会場の空気にのまれてしまったといいます。

が、まだ、山下さんには明日があります。

難しいとは思いますが、気持ちを切り替え、良い緊張感で明日を迎えましょう!

明日の山下さんの“やり”が、大空高く、飛んでいくことを願って

 

“羽ばたけ!なかこう陸上競技部!!”

 

6月3日(月)【3日目】

【女子・200m】

・中山柚季(2年) 30.25(予選1組6着)←自己ベスト!
・峯脇めい(3年) 34.32(予選8組7着)←自己ベスト!

 

予選1組に登場した中山柚季さん。

  

目標としていた“30秒を切る!!”には0.25届きませんでしたが、見事、自己ベスト更新です!!!

中山さんのコメントです。

「30秒切りまでもう少しだったけど、ベストは嬉しいです。新人戦に向けて頑張ります!!!」

前へ前へ!!

次の大会に向けて、中山さんの挑戦はこれからも続いていくようです。

 

 

予選8組に登場したのは峯脇めいさん。

ラストランで、自己ベスト更新です!!

目標としていた“34.40”も達成し、ダブルの喜びですね!!!

  

試合を終えた峯脇さんからのコメントです。

「昨日のアップから調子が悪く、体が動かなくて不安でしたが、顧問の先生から言われたスライドを意識して最後まで諦めずに走りました。頑張ってきた成果が出て良かったです!!!!」

と、すごくすごく良い笑顔を見せてくれました!(その時の写真がなくて残念です…)

 

努力は実る!!

3年間の努力が報われて本当に良かったです。

お疲れ様でした!!

 

 

【男子・やり投】

・山下竜之介(3年) 51m72(9位)←自己ベスト!

  

あと3cm……決勝に残るまでに足りなかった距離です。

いやー、本当に惜しかった!!

 

昨日のハンマー投での失敗から気持ちを切り替えて助走地点に立った山下さん。

2投目を終えた時点で、目標としていた“50m以上”にあと一歩足りない……。

 

3投目。

3年間の全ての想いを込めて、山下さんの放ったやりが放物線を描きます。

すると、高校生活最後の投てきで、自分史上最高の記録が!!!

 

拍手喝采です!!!

 

あと一歩で決勝進出は逃してしまいましたが、有終の美を飾ることができて良かったですね。

試合後の山下さん

「50m越えは嬉しいけれど、終わってみたらもうちょっとイケたかな?という気がします。ようやく感覚がつかめてきて、自己ベストから5m以上も更新できました!決勝に残れるポテンシャルがあっただけに、悔しいですが、いい一投でした!!」

 

Congratulations!

3年間、お疲れ様でした!!

 

 

【女子・走幅跳】

走幅跳に出場したのは、2年生の谷川寧々さんです。

風が強くなったり弱くなったりで、なかなか足が合わず……

目標としていた4mにも少し足りなかったようです。(顧問目測)

明日の100mハードルに目標達成の希望をつなぎます。

明日のハードルでは「前回の失敗を克服し、全台ハードル間4歩で走りきります!」とのことです。

 

明日は最終日。

・女子100mハードル
・女子砲丸投
・男子円盤投

に出場予定です。

 

最後の最後の最後まで

“全力で挑め!なかこう陸上競技部!!!”

 

6月4日(火)【4日目】

おはようございます。

高総体もいよいよ4日目・最終日となりました。

 

陸上競技部の朝の風景です。

  

4泊5日でお世話になったホテルの方々にお礼。

毎朝、氷を準備してくださるなど、大変お世話になったそうです!

高総体に参加する選手たちを陰から支えてくださっている方々がたくさんいらっしゃいます。

ありがたいことですね!

 

ホテルを出て、いざ競技場へ!!

 

通い慣れた競技場への道も、今日が最後です。

晴れ渡る青空が、今日の選手たちを祝福しているようですね!

 

最終日には、どんな結果が待ち受けているのでしょうか?

今からワクワクします!

 

本日の競技は

・女子100mハードル
・女子砲丸投
・男子円盤投

 

   

 ※今日の本番に向けて調整をする投てき組(昨日午後の様子)

 

 

※※※こぼれオフショット※※※

昨日の競技で引退となった3年生の2人(山下竜之介さん・峯脇めいさん)です。

   

自己ベスト更新での引退にテンションが高い!?

満足そうな表情に、見ているこちら側もほっこりします。

 

2人とも、チームを支える頼もしい柱でした。

島に戻ってくるその瞬間まで、チームリーダーとして頑張ってください!

 

ちなみに、今日は途中で“秋葉記録会”なるものが開催される予定だとか……。

そちらの様子も分かり次第、お伝えできたらと思います!

 

 ※本日、円盤投に出場予定の濱崎孔心さん。[崎は大→立]
     昨日の夕食もたくさん食べて今日に備えています!

【女子・100mH】

・谷川寧々(2年) 20.80(予選4組7着)

  

  

 

「20秒を切ること」と「ハードル間を4歩で」が今大会の目標と話していた谷川さん。

スタートで少し減速してしまい、タイムの達成まではあと一歩。

ですが「ハードル間を4歩で」という目標は達成しました!!

 

試合終了直後の谷川さんからのコメントです。

「途中でハードルにぶつかったのもあって減速しましたが、全部4歩でいけてよかったです。あれがなければタイムも出たのに(>_<)19秒台を出すまで頑張ります!!」

 

 

 

【女子・砲丸投】

  

 

1年生の深浦千郁さんが出場しました。

 初めての高総体を終えた深浦さんの感想です。

 「1つも記録を残せなかったのが残念でした。これから練習を重ね、少しでも良い記録が残せるようにしたいです。特にやり投を頑張ります!!!」

残念ながら、計測ラインを越えることはできませんでしたが、深浦さんのモチベーションはUP↑↑↑

高総体の空気感を肌で感じ、今後の活動にも気合いが入りそうですね!

 

 

【男子・円盤投】

・濱崎孔心(2年) 27m60(17位)←自己ベスト!
 [崎は大→立 以下同]

 

   

 

濱崎さん、またもや自己ベスト更新です!!

目標としていた27mを越えて、「砲丸」「ハンマー」「円盤」と出場した3種目すべてで自己ベストを更新しました。

 

大会を終えた濱崎さんに感想を聞いてみました。

「すべて自己ベストは嬉しかったですが、全種目自己ベストを更新しながら、決勝や上位大会に進出できるようになりたいです。そのためには、まだ努力が足りないことを自覚しました。これから気持ちを入れ替えてがんばります!!」

 

この後、濱崎さんは砲丸投での北九州大会出場を控えています。

今の自分に打ち勝ち、今後も自己ベストを更新しながら、大きく大きく成長してくれることを期待しています!!!

濱崎さんの今後の活躍に注目です!!!

 

 

また、同じく円盤投に出場した1年生の大瀬良一星さん。

 

これまで投てきで活躍してきた先輩方も、1年生の高総体ではなかなか記録が残せませんでした。

まだまだ1年生です。大瀬良さんの伸びしろに期待します!

 

 

高総体の雰囲気を味わった大瀬良さんの感想です。

「100mで自己ベストが出せてよかったです。長い期間でしたが、引退する先輩方の最後の勇姿が目に焼き付いています。先輩方に負けないよう、100m・やり投・砲丸投をこれから頑張りたいと思います!!」

 

 

長かった陸上競技部の戦いも、これにて終了です。

 

 

“小さな島のアスリートたちの挑戦”はいかがでしたか?

涙あり、笑いあり、、、この数日間だけでも、たくさんのドラマがありました。

感動をくれた選手の皆さん、そして中五島高校を応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

結びに、陸上競技部より皆様へメッセージをお預かりしています。

「お互いにフォローしあいながら過ごした結果、多くの人が自己ベストを出すことができました。疲れましたが、終わってみればあっという間で、もっとできることがあったかもしれないという気持ちもあります。その気持ちを忘れずに、今後に活かしていきたいと思います。応援してくださった皆様。皆様の声が力となり、それぞれの自己ベスト更新につながりました。これから新体制になりますが、陸上競技部への変わらぬ愛をお願いします。それを力に、また後輩たちが頑張ってくれると思います。たくさんの応援、本当にありがとうございました!!」

 

 

○陸上競技部こぼれ話

おはようございます。

今日も一日、高総体で輝く選手たちの姿を、画面の前の皆様に、少しでも速くお届しようと思います。

随時更新していきますので、どうぞお見逃しなく!!

 

と、本日の更新に入る前に、陸上競技部から昨日の夕食の様子が届きましたのでお伝えします。

 

 

長い一日を終えた陸上競技部の選手たち。

何やら昭和の空気漂うレトロなお店で夕食をいただいたようです。

  

同じように食事に来ていたタクシーの運転手さんたちやお店のおばさんたちと、みんな楽しくおしゃべりタイムを楽しみ……

その中でも、料理を出したりお皿を下げたりと、よく働いていた冨野七海さん(1年)。

その働きっぷりに、お店のおばちゃんから“食堂への就職内定”をいただけたようです!!

お店の方から「まだお店があったら、うちで看板娘として雇うよー」と明るく言われていました。

 

なんともほっこりとするエピソードですね。

まだまだ連戦は続きますが、今日も、陸上競技部10名は、元気に競技場へ向かいます!!

  

おはようございます。

高総体も折り返し地点を過ぎ、いよいよ3日目です。

選手たちもそろそろ疲れがたまってくる頃ですね。

離島の学校は、自宅から試合へ行くことができません。

宿泊施設で、少しでもゆっくりとできていればいいのですが……。

それでも彼らなら、そんな逆境もはね除け、元気な姿を見せてくれることと思います!!

今日も、中五島高校は、全員で、選手たちを応援しています!!!!

 

ということで、ここで、高総体のこぼれ話を1つ。

 

突然ですが、クイズです。

次の写真には、本校の生徒が映っています。

わかりますか?

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓正解は↓↓↓↓

 

 

 

 

 

 

こちらです!!

 

 

ここにいるのは、本校2年の濱崎孔心さんです。[崎は大→立 以下同]

なぜそんなところへ?と思われる方もいらっしゃるかと思います。

 

実は、彼、審判なんです!!!

 

濱崎さんを含めた4名の生徒が、この高総体で初審判を務めます。

 

えっ?高総体なのに良いのかって??

大丈夫です!彼らは、きちんと講習を受け、C級審判のライセンスを取得した公式審判なのです!!

 

・濱崎孔心さん (2年)
・深浦千郁さん (1年)
・大瀬良一星さん(1年)
・冨野七海さん (1年)

以上の4名が、今大会で、審判デビューを果たします。

 

選手から裏方まで、大活躍ですね!!

 

800mの審判を終えた深浦さんに感想を聞いてみました。

「近くで競技を見て、緊張感と迫力がありました。暑くて気が遠くなりそうで……審判の大変さを知りました!!」

 

自分で体験して、初めてその苦労を知る。

良い経験をしていますね!

 

審判としての初挑戦、お疲れ様でした!!

 

また、6月2日の朝の競技場には、こんな光景もみられたそうです。

わかりますかね?

前日の濱崎さんの活躍により、男子フィールド競技で7位と表示されていました!

本日の陸上競技部の活躍も楽しみです!!

 

 

 

こぼれ話の最後に、こんなオフショットが届きました!

※注意:顧問の秋葉先生を癒やしています。

 

仲良さそうな師弟関係ですね!

ハンマー投で悔いを残した山下竜之介さん。

今日のやり投でその雪辱を果たしてくれることを祈っています!!

   ※ご飯山盛り!(昨日の夕食より)

 

高総体こぼれ話もいよいよ最終回です。

 

今朝、予告した陸上競技部の“秋葉記録会”はどこへ行った?

 

3年生から山下さん・峯脇さん、2年生から谷川さん・中山さん、1年生から大瀬良さん、そして顧問の秋葉先生が参加予定だったようですが……

 

 

結論から言います。

秋葉記録会を開催しようとしているところで、サブトラックを閉めると言われ、強制終了となりました!!!

 

 

準備をして、カメラも構えたところで、実施できず……(涙)

 

ですが、「記録会を開催するにあたり、過去の試合の公式記録を調べたり、自分のタイムを決めたりして回想できたことは良かった」と秋葉先生は語ります。

 

転んでもただでは起きない精神、さすがです!!!

 

 

お詫びに(?)期待してお待ちいただいた皆様へ、陸上競技部“こぼれショット”をお届けしたいと思います。

  

  

  

  

 

今後とも、中五島高校をよろしくお願いいたします!!!

 

以上、今年度もすばらしいドラマを見せてくれたなかこう生たち。

3年生は引退となりますが、1・2年生が思いを引き継いでくれるはず。

3年間お疲れさまでした。