8月9日(火)に、令和4年度 平和学習を行いました。
今年度は本校の卒業生であり、本校同窓会理事の山本千明様をお招きし、「戦争を知らない世代でも伝えたいこと」を演題にご講演をいただきました。
講演では、山本様がご家族から聞いた話や小値賀町に残る戦争遺跡を題材に小値賀町と戦争について、被爆者の方の映像や高校生平和大使を題材に戦争の恐ろしさ、平和の尊さを語り継いでいく必要性についてお話しいただきました。
生徒からは、「戦争を知らなくても、人には想像力がある。という言葉が印象に残った。自分が経験していなくて被爆した感覚や感情は、詳しくわからないけれど、想像力を働かせることで戦争の、核兵器の恐ろしさを感じることができる。」「山本さんのお話にもあったように未来を担っていくのは自分たち若者であるということや小値賀に残っている戦争遺跡を見て、戦争の悲惨さ、恐ろしさを改めて理解し今後このようなことが起こらないような取り組みをしていくべきだし、私たちが後世に伝えていくべきだということが大事だと考えた。」という感想が聞かれました。
戦後77年を迎える今年、伝えることの重要性について改めて考える機会となりました。
まずは私たちができることから。その一歩を踏み出す一年にしていきます。
ご講演いただきありがとうございました。