7月28日(木)に本校3年生がこれまでの地域探究活動を小値賀町議会で発表する「地域探究発表会」を実施しました。
本校の地域探究活動は「地元小値賀町が抱える課題を分析し、解決策を議会と町に提案することで、キャリアプランニング能力や課題解決能力を養う」ことを目的としたものです。生徒たちは1年次より試行錯誤を繰り返しながら協力し合って活動を進めてきました。
今年度は2つのグループがそれぞれの研究テーマについて発表しました。
(1)観光班「Offer Joyful Keeping 歴史民俗資料館活性化への道 」
コロナウイルスの感染状況が落ち着き、再び多くの観光客が来島するときのために歴史民俗資料館の展示物説明に関する工夫や来館者を増やすイベントを考えました。
観光スポットとしてのすばらしさを広く発信して、小値賀町の魅力を伝えたいです。
(2)防災班「Save your life yourself 防災意識を高めよう 」
いつ、どこで発生するかわからない災害に備えることの重要性を町民の方々に伝えたいと思い、研究をはじめました。
ハザードマップや啓発ポスターの作成など、自分たちらしい活動を通して、防災に対する意識を高めることができたと思います。
また、今回の発表会には本校の地域探究活動アドバイザーであられる中島洋先生にもお越しいただきました。
中島様からは「小値賀の課題解決について自分たちに何ができるかがしっかり考えられている発表だった。生まれ育った郷土に対する誇り・愛を持ってこれからも頑張ってほしい」とのお言葉をいただきました。
これまでにインタビューや体験活動などで島内外の多くの方々にご協力いただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。