1月18日(火)、第6回COREハイスクール配信授業が実施されました。今回のテーマは「清朝末期から中華民国誕生までの中国」でした。辛亥革命の中心的な役割を担った孫文は最期の間際に「革命未だならず」という言葉を残しました。清朝は倒れ、中華民国は成立したのに「革命が終わっていない」ということはどういうことなのか。なぜ彼はこのような言葉を残したのか、その真意を考えることを皮切りに授業を始めました。
活動はブレイクアウトルーム形式をとり、各学校数名が合わさってグループを作り、それぞれ話し合いました。「孫文は何か別のことをしたかったのでないだろうか」「清を倒す以外に目標があったのではないか」と活発に予想を交わしていました。
予想をした答えが本当に正しいのか確かめながら講義を受けることで話の内容がすっと入ってきたり、集中することができました。これで今年度予定されている遠隔授業が終わりました。成功や失敗を繰り返しながら、「できること・できないこと」「メリット・デメリット」「授業をする者・受ける者がすべきこと」が見えてきました。本事業は次年度より拡大した形で実施されます。引き続きHP上でその様子を報告したいと思います。ご期待ください。
また、この日はICT教育推進室からCIOの杉野隆之様が来校し、教職員向けにTeamsの研修を行いました。教職員のICTスキルの向上によりCOREハイスクール事業をより実りあるものにしたいと思います。