本校では11月14日(月)からの1週間を『長崎っ子の心を見つめる教育週間』として取り組んでいます。その一環で、11月14日(月)に人権・同和学習を行いました。
同和問題やセクシャルマイノリティ、外国人に対する差別問題等、様々な視点から描かれた人権啓発映画『ホーム』を視聴した後、「普通」って何かを主なテーマにグループで話し合いました。
【生徒の感想】
・「普通」という基準を定めず、自分と違うところを持っている人を自分と比べないようにしたい。
・差別について知っておかないと、気づかないうちに周囲の人を傷つけているかもしれない。
・相手の「普通」を押し付けられるのは、こんなにも気持ちの悪いことなのだと感じた。
・今回の授業で、何が「普通」で何が「普通」じゃないのか、なぜ差別は生まれたのか……考えれば考えるほど謎が深まっていった。
・「普通」とは何か考えさせられたが、考えても答えは出ず、みんなにとって共通する「普通」は存在しないと班員との話し合いで気づくことができた。
・差別をなくすには、自分の価値観を見直すだけでなく、周囲に目を向け、人を認め、自分を認めてもらうことが大切だと思った。
今回の人権・同和学習では、生徒たちは答えの出ない問いに対して一生懸命考え、話し合っていました。お互いに認め合うことの大切さを学ぶことができました。
人権問題が決して他人事ではないという自覚と、様々な人権課題に関わる差別意識の解消につながってほしいと思います。