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諫早高等学校(定時制)
性教育講話

11月20日(月)、1・2校時に看護師で思春期保健相談士の中山安彩美先生を

講師にお迎えして性教育講話を実施しました。講演の概要は次のとおりです。

〇 思春期ってどんな時期?

   学校、家、アルバイト先ではそれぞれの自分がある。人は基本的に他に依存した

   がる。特に、夜は寂しい気持ちに包まれる。依存先はたくさんあった方が自立に

  つながる。 

〇 プライベートゾーン(水着で隠れる場所と口のこと) 

  粘膜に触れると傷つき感染しやすい場所 

  他人に見せたり、触らせない。写真を撮らない、撮らせない。侵害されそうなときは

  NOと言うこと。

 〇 人付き合いについて 

  人付き合いには教科書はない。日々、関り方がその人その人の付き合い。

  付き合い方には(イ)対等な関係、(ロ)支配の関係がある。 

  (イ)2人の力関係が対等でお互いを尊重している。安心してNOといえる関係 

  (ロ)上下関係、主従関係とも言う。お互いが信頼関係で結ばれていない。 

     恋人であるには、対等な関係であった方がいい。時には距離を取って 

     自分を守ることが多い。 

  バウンダリー(境界線) 

  自分と他人との関係に線を引く。自分を守り対等な関係を築くことができるか

  重要なスキル。しかし、親友だから君の秘密を知っていたっていいじゃないか、

  となりがち。親友でも知られたくないこともある。線を踏み込んでくる人もいる。 

  お付き合いって何するの? 

  お互いの関係を進めるときは「同意」を確認すること。体のつながりは「妊娠」

  「性感染症」などの責任が付きまとう。よく考えてお互いに尊重し合うこと。

  正しい知識をもってステップアップしてほしい。困ったときは信頼できる大人に

  相談してほしい。信頼できる大人を3人は作ってほしい。

  このあと、生徒3名の質疑応答がありました。先生の講話は非常にわかりやすく

  生徒は黙って頷きながら熱心に聴いていました。