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壱岐高等学校
【東アジア歴史・中国語コース秋の島外巡検】

 令和7年10月29日(水)東アジア歴史・中国語コースの島外巡検(1・2年合同)を行いました。今回の巡検では、元寇の「弘安の役」の戦場となったとされている松浦市の鷹島神崎遺跡、松浦市立埋蔵文化財センター、元寇記念之碑を訪れ、松浦市教育委員会文化財課の内野様、早田様に説明をしていただきました。初めて水中考古学にふれ、これまでの陸上にある遺跡との違いに驚きました。実際に沈没船がある海上に船で行きました。海底の砂の中にある沈没船の調査方法や発掘調査する方法、水中遺跡特有の遺物の保存処理などについて学びました。普段住んでいる壱岐も元寇の戦場となった場所ですが、今回はよりリアルに元寇を感じることができました。また、遺跡の保護というものは、保存と活用という2つの視点があることを知りました。普段の巡検では、保存ばかりに目が行きがちですが、活用という視点を知り、これからの進路について考えるきっかけになりました。

▲実際の調査ポイントへ向かい、船上にて説明を受けます。

 

▲水深23mから25mの海底に歴史(沈没船)がありました。

 ▲松浦市立埋蔵文化財センターガイダンスでは職員の方から分かりやすく説明を受けました。

 

▲元寇船についての映像を熱心に観ています。

▲元寇の話の中で見た事のある映像ではないでしょうか。

▲弘安の役の際に持ち込まれたと思われる管軍総把印(かんぐんそうはいん)を見学

▲生徒の声からも、歴史が楽しい!と聞こえました。

▲最後に元寇記念碑にて職員の方からの説明を受け巡検を終えました。