長崎県
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みみうち「補聴器・人工内耳を使うとき気をつけてほしいこと」

2021年2月15日更新
2020.6 vol.3

 きこえにくい人の中には、補聴器や人工内耳を使っている人が多くいます。

 補聴器は音を増幅し、耳に伝える精密機器です。一方、人工内耳は音を電気信号に換え、聴神経に伝える精密機器です。どちらも聞こえを補う精密機器で、扱いには注意が必要です。

 気をつけてほしいことを3つにまとめると、次のとおりです。

1.水に弱い

 直接水に濡らすことはもちろん、雨や汗にも注意が必要です。特に湿度が高くなると、汗や水分が乾きにくくなるだけでなく、補聴器や人工内耳の表面に付いた水分が補聴器本体内部に進入し、部品がさびるなどして故障することがあります。

 冬場になると補聴器・人工内耳の内側に、結露が起きる場合があります。表面がぬれた場合と異なり、補聴器や人工内耳の内部に水分が付いたことは分かりません。こまめに補聴器・人工内耳の乾燥機を使ったり、保存するとき乾燥ケースを使ったりしてください。

 水泳など水の中で行う活動では、防水機能のある補聴器や防水カバーをつけた人工内耳のほかは、はずす必要があります。

 ぬれてしまったときは、乾いたやわらかい布で拭き、補聴器・人工内耳用の乾燥機を使ったり、乾燥ケースで保存したりして乾かしてください。ドライヤーで乾かすと、機器内部の部品をいためることがあるので使用しないでください。

2.衝撃に弱い

補聴器をしてボール遊びをする少年のイラストです。 頭部にボールがぶつかったりすると、補聴器や人工内耳が外れて落ちたり、内部の機器が壊れたりすることがあります。激しい動きのあるときは、あらかじめ補聴器や人工内耳をはずして行ってください。通常の学校生活の中で行う程度の運動などでは、はずす必要はありません。ろう学校では通常の体育のときも補聴器や人工内耳をつけたままで行っています。

 人工内耳は、耳につけているだけでなく、頭部に体内装置(インプラント)が埋め込まれているため、特に奥部への衝撃には気をつけてください。

 気をつける点など、医師や近くのろう学校に問い合わせてみると良いでしょう。

3.はずすと聞こえにくさが増す(聞こえの状態によっては、ほぼ聞こえなくなる)

 補聴器や人工内耳の性能が上がって、通常の生活ではほとんど不自由を覚えないという人もいます。しかし、補聴器や人工内耳をはずすと、『聞こえない』状態になります。

 水泳などで補聴器や人工内耳をはずしているときは、通常のようには聞こえません。事前に活動内容を伝えておくことに加え、近くの人が肩をたたいて知らせたり、合図を決めておいたりするなど、いつもより気をつけて見守って欲しいと思います。

 補聴器や人工内耳は、毎日使う生活必需品です。寝る前など、補聴器や人工内耳をはずしたら、ティッシュや乾いた柔らかい布で拭いて、補聴器・人工内耳の乾燥機を使ったり、乾燥できる保存ケースに入れたりすることが習慣になるといいですね。毎日の点検にもつながり、故障が少なくなります。

 大切に扱い、快適な『聞こえ』を確保できるようにしてください。

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