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松浦高等学校
校長ご挨拶 「学んで良かったと思える学校に」

 松浦高等学校は、松浦市内の唯一の高等学校です。昭和37年、それまでは平戸や佐世保、隣県伊万里の高校に進学せざるを得なかった松浦市民の強い要望にもとづいて創立されました。

 ・「自己開拓」に全力を注ごう

 ・正しい人間関係をきずいていこう

 ・よき市民性を身につけよう 

という校訓を受け継ぎ、創立以来多くの有為な人材を輩出してきました。

  60周年を迎えた昨年度、文部科学省が社会の急速な変化に応じて進める「普通科改革」の先陣を切り、「普通科」をパワーアップする学科として「地域科学科」とすることが決まりました。予測困難な社会を生き抜くために必要な資質・能力を身に付けることができる学びを展開する学校として、8年目を迎える商業科とともに、この4月に再スタートを切りました。

 全国に先駆けて本校が改革に取り組む背景には、

 ・生徒の学びの充実のために松浦市から様々な支援をいただいてきたこと

 ・地域との「まつナビ」を中心とする地域課題解決型学習等に対して、松浦市及び地域の皆様からの協力を得て学びを充実させてきたこと

 こうした本校と松浦市役所をはじめとして地域の皆様との密接な連携が、国や県から評価されてきたことがあります。

 今年度は、「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」、「新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革支援事業)」という2つの文部科学省研究指定を受け、生徒の学びの充実に取り組んでいます。

  文部科学省の研究指定を受けて最先端の学びの在り方を研究することは、私たち教職員にとってまさに先の見えない取組であり、大きなチャレンジです。こうした教職員による新たな学びに向けてのチャレンジは、最終的に生徒のマインド、チャレンジしようとする心をくすぐるに違いありません。

 チャレンジは、授業改善や「まつナビ」の取組の充実だけではありません。部活動でも、全国的にも高い評価を得ている男子陸上競技部の駅伝や女子なぎなた部をはじめとして、多くの生徒がチャレンジしています。

 高校時代に高い目標に向けてチャレンジするという経験は、高校卒業後の生活において大きな糧になるはずです。その時、「松浦高校で学んで良かったな」と思えるはずです。

 松浦高校は、そんな学校を目指していきます。

 令和4年4月  松浦高等学校長 舟越 裕