令和7年6月26日(木)に、上志佐小学校において、6年生を対象とした水中ドローンの体験会を実施しました。
令和6年度から取り組んでいる文部科学省「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」で導入した水中ドローン(CHASING M2 PRO)を使用して、水中ドローンがどんな所で活躍しているか、水中ドローンでどんなことができるかなど説明しながら、小学校のプールで、基本操作を練習しました。
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水中ドローンの難しい点は、本体と送信機がテザーケーブルで接続されているところです。テザーケーブルとは、水中では電波が届きにくいため、Wi-FiやBluetoothでは通信が困難なため、テザーケーブルを使うことで、安定した映像や操作信号の送受信が可能になります。また、ドローンが故障したり、迷子になったりした場合でも、ケーブルを使って引き上げることができます。反面、常につながった状態であるため、狭い場所や入り組んだ場所を進んだ場合に、同じ経路をたどって戻って来ないと、ケーブルが絡まってしまいます。
他にも、プールのような透明な水面であれば、地上から本体を確認しながら操縦できますが、実際の湖中や海中は濁っていたり、藻や海草などで視界が悪い状態となり、進んでいる方向が分からなくなります。
今回は、できるだけ本体を見ずに、モニターだけを見ながら、上下・前後・左右旋回・左右移動などを操作して、洞窟(フラフープ)をくぐり、沈没船を撮影して、最後は宝箱(ダイヤと金貨)を引き上げるミッションに挑戦しました。
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当日は、職場体験として志佐中学校の生徒さんが来ていたので、一緒に水中ドローンの体験会を参加してくれました。
松浦高校では、今後も地域に根ざして、地域で活躍できるデジタル人材を育成したいきたいと思います。