さて、五島つばき蒸溜所の見学が終わり、
次に近隣の宿泊施設めぐりめぐらすの見学をさせていただきました。
まず山家様から施設の概要及びクリーンウォーターシステムについてのお話を賜りました。
こちらのタンクに使われている青色の素材は、FRP(繊維強化ガラス)が使われており、軽くて丈夫な作りになっているそうです。
こちらのウォータークリーンシステムは、アフリカなどにも寄贈されており、水不足の地域でも大活躍しているとのこと。
施設の裏にある山から原水を取水し、
こちらのクリーンシステムで濾過をしていくとのこと。
青色のタンクが複数あり、少しずつ砂利や砂の粒子を細かくして濾過をしていくのだそうです。
後ほど宿泊施設内で実際に濾過された水を飲ませていただきましたが、
少し甘みがある美味しい水で、超軟水でした。
この水が五島つばき蒸溜所さんのジンにも使われているんですね。
そして、次は宿泊施設の内部です。
8月に五島市に移住されたという中島様からお話いただきました。
建築家の中村好文さんが、
フランスやイタリアの修道院をモデルにして、設計されたとのこと。
部屋の内部はカマボコ型の天井と「コルビュジエ・カラー」と呼ばれる穏やかで繊細な色調で天井が覆われています。
廃校となった分校の施設を使用しているらしく、コンクリートの壁は実際に使われていた学校の壁なのだそうです。
生徒たちは実際に泊まってみたいと大はしゃぎです。
また、共有のダイニングにあったピアノを見て、生徒が一曲演奏。
「手紙 15の君へ」をみんなで聴き入ります。
エレガントでスタイリッシュ、ラグジュアリーな雰囲気を堪能しました。
めぐりめぐらすの山家様、中島様、ありがとうございました。
さて、福江港に戻ったのが13時過ぎ・・・
お腹も空いてきたので福江港ターミナル内で昼食を取ります。
昼食後はそれぞれ福江の市街地を自由に散策します。
また、K先生による五島高校の門前ツアーが開催されました。
福江藩五島氏の居城であり、
現在は城跡となっていますが、こちらの中に五島高校が立地しています。
高校内は現在授業が行われているので立ち入りませんでしたが、
高校の前には「洋」というタイトルの銅像がありました。
五島灘の雄々しさと優しさを表現した五島高校100周年記念の銅像。
みんなで「洋」ポーズでパシャリ。
五島高校の前を見学した後、
帰り際の公園で高校生を発見!
なかこう生の一団でした。
さて、一通り福江の市街地を散策したので、帰ります。
疲れていたのか、帰りのニューたいようでは仮眠をとっていた生徒も多かったようです。
さて、今回は高校・地域連携イキイキ活性化事業の一環として、
五島市を訪問しました。
さまざまな人と出会い、さまざまな知識を知りましたが、
この経験をパブリックワークを含めた地域活性化や地域探究の活動に活かしていきたいですね。
生徒のみなさん、お疲れさまでした。
今回お世話になった皆様、本当にありがとうございました。