●義務教育であること、学習指導要領に即して教育を行うこと、文科省検定済みの教科書を用いることなどは同じです。
●大きく異なる点や特徴として、次のようなことがあげられます。
(1) 年間の授業時数として「1120時間」(週平均32コマ)を設定しています。
※中学校学習指導要領の標準の総授業時数は「1015時間」(週平均29コマ)
(2)併設型中学校の教育課程の特例を活用しています。
※必修教科(年70時間を超えない範囲内)を減じて選択教科の時数に回すことが認められています。
※具体的には、1年の音楽10時間・美術10時間を、選択教科等の時間に充てています。
(3)学校独自の教科「コミュニケーション」、「理数演習」を設定しています。
※学習指導要領上では「その他特に必要な教科」といいます。
※必修教科、選択教科に加えて、本校生全員が3年間学ぶ教科として位置付けています。
(4)総合的な探究の時間は、6年間を見通した計画に基づいて学習します。
中 高一貫教育の利点を生かすため、また6年間を見通した教育という観点から、中学校と高等学校の積極的な教員交流を、単独授業、ティーム・ティーチング授業 などの形で行っていきます。英語と数学は、1クラスを20人に分けた、少人数の授業を実施します。理解できるまでじっくり指導を受けることがきます。
●「北辰タイム」とは、行事等の準備や集会、学校独自教科や基礎学力の向上の為の練習の時間などに使用します。「学校独自の活動時間」という位置づけで、本校教育の大きな特色の柱である「コミュニケーション能力の育成」を側面から支える諸活動です。
●時間…月、水曜日の15:15~15:50(各35分間)
●基本的な内容
○「諸 活 動 」…行事等の準備、ボランティア清掃、学年集会、学活の補充等
○「面 談」…より豊かで充実した学校生活が送れるよう支援します。
○「自己探求」…読書を通じて自己をみつめるとともに興味・関心の深化を図ります。
○「相互理解」…小グループによる教え合い学習を通じて相互理解を深めます。
○「質問教室」…わからないところの質問に答えます。
「コミュニケーション能力」とは、人と人の意志疎通を図る上で必要な英会話力、文章表現力、情報活用能力、ディベート能力などを指します。具体的には、英語を中心として、生徒の発達段階に応じて多様なコミュニケーションの形態を取りながら、情報交換、会話・対話、プレゼンテーション、ディスカッション、ディベートなどを行っていきます。
ミルク給食だけを実施します。(月々500円程度)
基本的にはお弁当を持ってきたもらうことになりますが、本校購買部においてパン及び弁当の購入が可能です。
長崎県立佐世保北高等学校と同じ施設を活用します。校舎棟の1Fが中学教室、2Fが高校1年、3Fが高校2年、4Fが高校3年と分けています。特別教室などは高校生と同じように必要に応じて利用します。
●中高一貫教育の利点を生かした中高合同の行事として、○歓迎遠足 ○北辰祭(体育祭・文化祭)などがあげられます。
●た、中学校独自の特色ある行事として、○北辰行(遠歩行) ○校外学習などがあげられます。