本校では、在籍する児童生徒の障害の状態や障害特性や学び方の特徴を把握した上で、より分かりやすい授業を行うために教師が指導用のツールとして活用する場合や、児童生徒が学習内容の理解を深めるための学習用のツールとして有効であると判断できる場合に、ICT機器を活用するという基本方針のもと実践を積み重ねています。
ICT機器は、教科等の中で学習のツールとして活用することで学びやすさにつながるだけでなく、コミュニケーション用アプリを使って、コミュニケーションをとること等、生活のツールとしても活用できます。機器の活用は、学習に対する児童生徒の意欲の向上にもつながり、結果、学習内容が定着しやすくなったり、コミュニケーションの手段のひとつとして機器を活用するスキル身につけることができたりするといった成果がみられています。このような機器の活用スキルは、将来、卒業後の自立した豊かな生活につながっていくと考えられます。
|
||