10月12日(日)、昨日の日本遺産認定10周年記念シンポジウムに引き続き、
パブリックワーク歴史・文化班が「遣唐使の道を辿るツアー」に参加してきました。
台風の影響で海上のうねりがあり、ツアー中止も検討されたそうですが、
なんとか行程の半分、お昼までの実施になったとか。
本校の生徒がツアーガイドをつとめました。
歴史・文化班の前田さんと山田さんがガイドの練習をしているところです。
実際にガイド開始です!
こちらは野崎島の沖ノ神島神社。
王位石という巨大な石があります。
なぜこのような形状になったのか、天然なのか人工なのかもよく分かっていないそうです。
小値賀島の横を通り過ぎていきます。
ここからは遣唐使が実際に通ったであろう航路を通ります。
『肥前国風土記』では、五島列島は「値嘉郷」と記載されています。
船舶の停泊地が2箇所あり、
1つが相子(中通島)、1つが川原浦(福江島)であったと言われています。
日本遺産の構成要素である山王山も見えました。
左側の三角形の山だそうです。
遣唐使が、この山を航海上の目印にしたのではないかという説があります。
史料が残っていないので実証はできませんが、往時の遣唐使の旅に思いを馳せます。
トトロ岩や石油備蓄基地なども海から望むことができました。
ガイドをつとめた2人です。
お疲れさまでした。
この体験をもとに、パブリックワーク発表会も成功させましょう!