総合学科では、生徒が自分の個性を伸ばしたり、進路希望を実現したりすることができるように、国語や数学などの共通教科・科目をはじめ、情報、商業や福祉などの専門教科・科目にわたる幅広い科目の中から生徒一人ひとりが学習内容を選択し、自分の時間割をつくって学びます。
系列とは、興味・関心や能力・適性、卒業後の進路希望に合わせて科目を選択する目安になるように、相互に関連の深い、いくつかの科目をまとめたグループ(科目群)のことです。
清峰高校では、つぎの5つの系列を開設しています。
人間コミュニケーション系列
公務員への就職、または看護・医療系専門学校への進学を目指します。
情報・ビジネス系列
商業の資格を取得し、経済系・情報系の大学及び専門学校への進学、一般就職を目指します。
生活・福祉系列
介護職員初任者研修の資格取得や短大への進学を目指します。
社会・文化系列
一般教養を身につけ、一般専門学校、就職を目指します。
1 キャリアガイダンスが充実しています。
総合学科では、自分の個性を発見し、将来の生き方を考える学習や指導を大切にしています。そのため、夢の実現に向けて進むべき進路や必要な科目選択につ いて、担任の先生と相談するキャリアガイダンスが充実しています。
2 キャリア教育を重視しています。
キャリア教育とは、「子どもたちが、それぞれの個性、持ち味を発揮し、社会での役割を果たしながら、自立して生きていくために必要な能力や態度を育てる」教育です。
総合学科では、1年次に履修する「産業社会と人間」、2・3年次の「総合的な探究の時間」がキャリア教育実践の中心的な役割を担っています。これらの学習を通じて、地域や産業界等との連携を図りながら、多様な他者との関わりの中で自分の将来の生き方や進路について考察し、自己理解、社会や職業への理解を深めています。
3 自ら課題を見つけ、自ら解決を図る学習をしています。
学び方を学び、生涯にわたって学び続ける意欲をもつことができるよう、自ら課題を見つけ自分で調べたり研究したりして、自分で答えを出す学習を重視しています。
「総合的な探究の時間」では課題研究に取り組み、研究成果について論文を作成したり、発表をする機会を設けて、表現力やコミュニケーション能力を育成しています。