令和6年1月25日(木)「第16回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰」を受賞しました。この表彰は、キャリア教育の充実発展に尽力し、顕著な功績が認められた教育委員会、学校及びPTA団体等に対して、その功績をたたえ、文部科学大臣が表彰することにより、キャリア教育の充実を促進することを目的としています。
本校での「まつナビ(地域課題解決型学習)」を通した取り組みが、キャリア教育の充実への成果が認められ、長崎県教育委員会からの推薦を受け、文部科学省において決定しました。
今後も、地域とともに、「キャリア教育の充実」に取り組み、生徒一人ひとりが、自身の進路を見つめ、多様な学びを通して、地域の課題に向き合い、地域に貢献するとともに、コミュニティを支える人材を育成していきたいと思います。
【推薦理由】
「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(地域魅力化型)」(令和2年度から令和4年度まで)および「新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革支援事業)」(令和4年度から令和6年度まで)の2つの事業(研究)及び研究指定以前の教育活動を融合して、新時代を担う生徒の「資質・能力」の育成を図るために、地域課題解決型学習「まつナビ・プロジェクト」を軸として、地域・大学・中学校等と連携しながらカリキュラム開発及び評価方法の研究等を推進し、未来の地域の担い手となる人間の育成を持続的に行っている。
【各学年における具体的な取組】
1年次
2年次
3年次
(例1)地域事業所との協働による松浦鉄道松浦駅ホームへの手すり設置
(例2)地元洋菓子店との商品開発 等
【事後の振り返りと進路実現の成果、ふるさと貢献力の醸成等】
〇地域活性化に向けた課題研究に3年間を通して取り組むことで、課題研究と自らのキャリアとのつながりを一層強めることができ、その成果を大学や専門学校への進学にもつなげられるようになった。
(例)研究テーマ「小学生との協働によるイベント開催」⇒国立大学教育学部進学
研究テーマ「松浦駅に手すり設置」⇒私立大学現代福祉学部
研究テーマ「オーストラリアの高校生との交流」⇒公立大学国際文理学科 等
〇生徒へのアンケート調査結果