令和7年7月29日(火)、令和7年度オープンスクールが開催されました。
生徒会歓迎や学校紹介動画などの全体会の後、体験授業に移り、部活動見学(説明)となりました。部活動見学と同じ時間帯に、現在取り組んでいる「松高DXハイスクール」の取り組みの中から、空撮用ドローンの体験会をしました。
ドローンに初めて触る中学生には、まず、フライトシミュレータで基本操作を確認します。左スティックでの上昇・下降・左右旋回、右スティックでの前後移動・左右移動など、基本的な操作方法を確認したのち、シミュレータ内を自由に飛行します。誤って墜落しても「リセットボタン」で何度も練習することができ、安心して学ぶことができます。しばらく練習して、操作に慣れた時点で、FPV(一人称視点)に切り替えて、レースコースを自由に飛び回ることができました。
いよいよ、実機を体験します。今回は、DJI社「Mini4Pro」を使用し、シミュレータで学んだ基本操作を確認した後、地上にあるロボットの機体を撮影するミッションに挑戦です。機体を上下左右に動かしたり、カメラの角度を調整したり、ロボットが中心にきた瞬間を狙ってシャッターを押します。最初は、難しそうでしたが、見事、撮影することができました。
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また、今回初めて、水中ドローン専用シミュレータを使用しました。水中ドローンシミュレータは、株式会社 FINDi 様から「FF Virtual」というソフトウェアをお借りしました。水中ドローンの特徴として、テザーケーブル(水中では電波が届きにくいための通信用ケーブル)に注意することや水中(海中)は暗く、機体を確認しながら操作することができないため、カメラ映像を確認し、慎重に操作することが重要です。このような環境を再現している本ソフトウェアでの訓練を通して、湖中(海中)での調査活動に挑戦していきたいと思います。
体験した中学生からは、飛行用ドローンシミュレータに比べて、「どこを進んでいるのかわからなくなった」「ケーブルをどんな風に避けたら良いか難しかった」などの感想でした。
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