2月14日(水)に3年生の世界遺産学習が行われました。
学校に集合し、バスに乗って頭ヶ島方面に向かいます。
途中でハマンナに寄りました。
この美しい景観を守っていきたいですね。
次に頭ヶ島に向かいます。
頭ヶ島では、生涯学習課の前田様に頭ヶ島由来記や天主堂について解説していただきました。
ここで雨が降ってきたので、残念ながら雨天ルートへ
有川港で昼食をとります。
午後からは鯨賓館ミュージアムで有川地域における捕鯨の歴史について学びます。
鯨の鳴き声にかなり癒されました。マッサージ付です。
さらに貴重な収蔵庫も見せていただきました。
こちらは鯨の骨でつくられた木刀(骨刀?)
とある少年の気持ちをくすぐります。
こちらは笛吹地域から収蔵した中国語が書かれたメダイユ。
摩耗して読めない部分もありましたが、
「聖母瑪利亞為我等及異民的嬰孩祈」(聖母マリア、我らおよび異なる民の子のために祈りたまえ)
「聖若必瑟中国大主保為我等祈」(中国の大守護ヨセフ、我らのために祈りたまえ)
と書かれているようです。教員の方が大興奮でした。
イエスの母と養父が両面に書かれているのは家族道徳を重視する儒教の影響が強い中国で布教するために作られたものだからでしょうか。
どうやって上五島に伝わってきたのでしょうか。今後の研究の発展に期待したいですね。
こちらは桐古里で発見されたもの。
桐出身の二人が見せてもらいます。
「こんなん、そのへんに落ちてね?」
いやいや、重要な文化的遺物ですよ!!
上五島には重要な価値を有する文化的遺産がたくさんあるのだと体験的に理解できました。
島を離れる人も、島に残る人も、上五島のもつ価値を多くの人に伝えていってください!