11月8日(水)に本校体育館で令和5年度パブリックワーク発表会が開催されました。
パブリックワークとは、本校が総合的な探究の時間に取り組んでいる地域課題解決型学習です。
今年で9回目を迎える一大行事です。
今年はサポーターやアドバイザー、保護者の方々だけでなく、
上五島中学校3年生のみなさん、若松東小学校5・6年生のみなさんも観覧してくれました。
まず、本校の井崎校長、生徒代表の田中くんからのあいさつがありました。
続いて、各班からの発表がありました。
まちづくり班は、子どもが遊べるようなイベントの提供をテーマに設定し、
観光班と協力してハロウィパーティーを企画しました。
イベントには200人以上の来場があり、盛大ににぎわったようです。
アンケートの反省点を踏まえて、冬にもう一度イベントを企画する予定ですので、
どうぞ足をお運びください。
伝統文化班は、日本遺産に注目し、上五島の文化財を巡見する中で、ゴミが放置されていたり、
環境の整備が不十分であるなどの課題を発見しました。また、自ら清掃活動に参加し、
現状を小・中学生啓発するための動画製作に取り組んでいくとの展望を示しました。
観光班は、上五島の観光価値を高めるために、UVレジンのオリジナルキーホルダー作りに挑戦し、
さらに、そのキーホルダーをカプセルガチャにして販売するという取り組みを行いました。
カプセルガチャの価格設定などで工夫したとのこと。
水産班は廃棄されている未利用海産物を使って堆肥(コンポスト)をつくるとともに、
漁協へアンケートをとり、未利用魚の現状について調査を進めました。
質疑応答も活発に行われました。また、アドバイザーのみなさまからもコメントをいただきました。
若松東小学校の小学生からも質問が出され、会場は大いに盛り上がりました。
質問をしてくれてありがとう!
また、長崎県教育庁高校教育課の川村指導主事から講評をいただきました。
2年生は今回の活動を通して得られたことをさらに応用し、探究を進めていってほしいですね。
最後に石田町長よりコメントをいただきました。
みなさまご協力いただきありがとうございました。
活動はこれからも続きます。今後もご声援をよろしくお願い致します。