令和6年12月24日(火)、生徒が下校した後、長崎地方法務局佐世保支局及び佐世保人権擁護委員協議会から講師の先生をお招きし、教職員の生徒に対する及び教職員間のハラスメント防止意識向上を図り、更なる人権意識を高めることを目的とする職員研修を実施しました。
最初に、人権、人権感覚及びハラスメントに係る法令上の定義等について講義を受けた後、実際の職場における言動を映像化したDVDビデオを視聴しました。その際、参加者は4人程度のグループに分かれてハラスメントに該当する行為かどうかを判定し、その根拠となる言動等について議論を重ねた上で、各グループの代表者が発表を行いました。
最後に、ハラスメントを放置した際の影響等について認識を新たにするとともに、人権感覚を磨くには、「相手の境遇に身を置いて考え、その痛みを感じ、共感する気持ちが大切。」、「自分の価値観を押しつけない、パターン化しない。」、「おかしいと思う気持ちを大切にする、差別を見逃さない。勇気を持つ。」ということを学びました。
今回の研修を踏まえ、人権に対する理解を深め、その感覚を磨くとともに、日々の言動に留意しながら、日々の教育活動に当たってまいります。