7月26日(金)の13時から、
「新上五島町の課題解決に向けた提言発表会~ふるさとの“いま”を“ともに”考えよう~」
が開催されました。
上五島高校から4班、中五島高校から2班が発表をしました。
発表会前の様子です。観覧生徒たち。
発表者たち
3年生は・・・緊張感が感じられません!
パブリックワークで経験を積んだたくましさを感じます。
2年生は少し緊張気味でしょうか?場数を踏んで、慣れていってください。
3年生の観光班は発表2組目。
発表要旨は次のとおりです。
上五島で体験型の企画を設けることで、旅行客の滞在時間を伸ばし、宿泊者数の増加を図れないかと考えた。
長崎観光統計の資料を分析し、五島への旅行客は年々増加しているが、旅行客のほとんどが下五島に宿泊され、上五島には日帰りでくる、という現状に着目した。
そして、研究テーマとして「オリジナルキーホルダーの制作体験を提供し、上五島の絶景と一緒に写真に撮り、SNSで流行らせることで上五島を盛り上げられないか」を設定し、探究活動を行った。
若者に人気のUVレジンで、上五島のオリジナルキーホルダーの制作体験をすることで、インスタなどのSNSで流行らせ、上五島の活性化を狙うことを目標として、1年間活動を行った。
2年生の水産班は発表5組目。
発表要旨は次のとおりです。
未利用魚(サメ・エイ)などを釣り餌に加工することで、価値の低い未利用魚に付加価値を生み出し、新上五島町の利益につなげようとする「海のわらしべ長者」を目指す計画である。
松園水産の協力のもと、定置網漁を体験し、サメ・エイの切り身を得、これをミンチにし、撒き餌と練り餌の2種類を作成した。その後、アドバイザーより実際の使用感を検証すべきとの助言を賜り、
実際に釣りに行き実用したところ、フグが多かったが、ハタやアラカブなどの釣果を挙げた。サメ・エイでも釣り餌にすること自体は可能であるとの手ごたえを実感した。
質疑応答も活発に行われました。
6組の発表が終了した後に、パネルディスカッションが行われました。
パブリックワークの活動によって、発表する機会が増え、プレゼンテーション力が高まったと語る生徒。
後輩に進路や部活動との両立を頑張ってほしいと語る3年生。
島内の2校がそれぞれに新上五島町の課題解決に向けて頑張っていました。
誰かがひたむきに頑張る姿は人に感動を与えます。
若者たちが頑張る姿を見て、自分も頑張ろうと心を新たにするアラサー教員でした。