長崎県
長崎県立学校ホームページ Nagasaki Prefectural Schools

平戸高校 ふるさと学習講演会

2022年11月7日更新

 11月2日(木)、ふるさと学習講演会を実施しました。今回講師を引き受けてくださったのは、株式会社スチームシップのCEO/Captainを勤めていらっしゃる藤山雷太氏です。

 藤山氏は、自社のことを“宝探しカンパニー”と表現されます。今回の講演でも、ふるさと納税返礼品ブックやサイトの制作により、地域の知られざる魅力を掘り起こし、地域の価値を生み出し、地域を元気にしたいという熱い思いが伝わってきました。「長崎は若者に見捨てられた」「大人になると価値がないと無視される」という厳しい表現もありましたが、生徒たちは藤山氏の真意を理解し、「平戸の価値を知ってもらうために行動したい」「自分の価値は自分が挑戦してつくらなければなならい」と、やる気を漲らせていました。

 講演中には生徒たちが考え、意見を述べる場面もあり、一生懸命に活動に取り組んでいました。

【ふるさと平戸について考えたこと】

・若者が平戸を離れていっているという問題を聞き、自分たちでアイデアを出して、平戸市を活性化させたいと思った。稼ぐためという理由で平戸を出ていくのはナンセンスだと聞き、私もそう思うから、今回の話を聞けてよかった。

・平戸には、まだまだ知られていない魅力があるので、その魅力を見つけていきたい。平戸に来たり、平戸に住むことが「すごい」「いいなぁ」と思われるくらいブランド価値があがったら、県外に行く人もいなくなるし、私自身も嬉しい。平戸の良さを色々な人が違う視点で考えて、伝えようと活動しているので、私も頑張りたい。

・平戸にとどまるためには、どんなことをすればいいか考えた。自分にはまだ魅力が伝わっていないから、今は県外に出たいと思っている。平戸の魅力を知ることができる機会がもっとほしいと思った。

【自分の将来について考えたこと】

・私も卒業したら、長崎を出て進学し、将来的にも県外で暮らしたいと考えている。しかし、今日の講演を聴き、自分が育ってきた地元、長崎県で働いてもいいかもしれないと思った。自分が帰ってくることが地元の発展につながると知り、考え直してみようと思った。有名人にはなれないかもしれないが、私でも地域の未来は変えられるかもしれない。

・私は高校卒業後、県外の学校に進学しようと考えている。しかし、今回の講演を聴き、長崎に残りたいと思うようになった。学校は県外でも、将来的にはUターンで長崎に戻って暮らすのも良いと思った。現在、ふるさとをよくしようと活動している人が多くいるので、未来のふるさとがどのように良くなっているのか、とても楽しみだ。

・「価値がないと無視されるよ」という言葉から、将来無視をされないような価値のある大人になろうと強く思った。そのためにも、藤山さんも言っていたとおり、今の自分の心の声を聞いて、やりたいと思うことは何でも挑戦しようと思った。また、将来のために、必要ないと思っていた勉強や興味のないことでも、進んで取り組もうと改めて考えた。

・今、自分のやりたいことや自分に向いていることが分からなくて、納得できる就職ができるのか不安だけど、講演を聞くたびに転職したり、挑戦し始めた方ばかりなので、その時にやりたいことを全力で頑張ろうと思った。高校生や大学生のうちに聞くことが、大人になったいつの日か、自分の知識になっていれば嬉しい。

【課題研究で参考にしたいこと】

・自分の心と向き合い、わくわくを見つけようと思った。自分自身が面白いと思うことや知りたいと思うことについて研修したい。エネルギーが価値となるので、一生懸命に取り組み、いろんな人に興味を持ってもらえるような課題研究にしたい。

・なぜ平戸や長崎から人が多く出ていくのか、その背景や原因、若者が求めているものを調べたいと思った。そして、平戸・長崎が他の都道府県と比べて足りていない点も調べていきたい。また、上場企業とは具体的にどのような企業のことなのか、なぜ長崎だけ0(ゼロ)なのかも調べてみたいと思った。

・平戸のふるさと納税の詳細について調べたり、もっと多くの人たちに知ってもらえるようなことをしたい。今のうちからでもできる投資の勉強をまとめて発表するのもいい。図やグラフ、イラストを使って、誰が見てもわかるようなものにしたい。

 

 

学校の連絡先

  • 平戸高等学校
  • 住所:〒859-5392 平戸市草積町261
  • 電話:0950-28-0744(校・事), 28-0034(職)
  • ファクシミリ:0950-20-3002
先頭に戻る

学校紹介

特定利用者向け

その他