長崎県
長崎県立学校ホームページ Nagasaki Prefectural Schools

授業風景(海洋技術類型・機関)

2020年7月8日更新

 海洋技術類型(機関)は、船舶機械の運転や整備に関する知識と技術を

身に付け、船舶の機関士を育成します。主な進路は、商船・海運業、造船業、

製鉄業、自動車産業、専攻科等です。

1.小型船すいらん実習(運転・整備)

 

 出港前、エンジンの暖機運転を行い、各部異常がないか、冷却水が正常に循環しているかを

確認します。柳埠頭から出港し、伊王島~高島周辺で操船練習を行い、帰航後はエンジンオイル

とオイルフィルタの交換を行います。

2.ガス溶接・溶断実習

 

 ガス溶接では、非常に危険なアセチレンガスを使用するため、圧力調整器、ホース、吹管の

接続を確実に行い、ガスもれがないかよく点検します。逆火しないように注意し、綺麗に切断

できるように練習します。ガス溶接の資格を取得可能です。

3.課題研究(自由製作:生徒がデザインし、溶接・研磨・加工する。)

 

 炭酸ガスアーク溶接による本棚の製作(川脇、松村、向井、山下、橋本)

 

 小物入れの製作(椎山)

 

 ルアー掛けの製作(甲斐・野原)

 

 メタルジグの製作(川脇、近藤、酒井、宮崎、浦田)

 ガンガゼ駆除器具の試作。何種類か試作し、海洋開発類型(生産)の生徒に試用して

もらいました。写真・上のものが市販のカキ落としに近く、使いやすかったようですが、

先端を研いで鋭利にすると、よりよいかもしれません。写真・下のものはガンガゼの

棘を押しつぶすようにして折るのに最適です。

4.機関科で取得可能な資格

 4級海技士(機関)筆記試験免除、1級エンジン検定、各種危険物免許、1級小型船舶、

アーク溶接技能講習修了証、ガス溶接技能講習修了証、玉掛け技能講習修了証、

床上クレーン技能講習修了証、2級ボイラー技士、3種冷凍機械責任者など多数あります。

 

学校の連絡先

  • 長崎鶴洋高等学校
  • 住所:〒850-0991 長崎市末石町157-1
  • 電話:095-871-5677(校・事)、871-5675(職)
  • ファクシミリ:871-5488
先頭に戻る

メニュー