令和6年8月9日(金)10時より、本校にて平和学習を行いました。
今年度は、熱中症対策のために大会議室へ生徒代表を集め、講師の末永 浩先生に
被爆体験講話をしていただき、各ホームルームへオンライン配信しました。
(目 的)
原爆についての基礎知識や体験談を聞き、生命の尊さや平和について考える。
(ご紹介)
末永 浩先生は、国民学校4年生時、お兄様と諫早に疎開していて入市被爆されました。
その後、郵政職員から教員となり、アメリカや中国で日本語教師などをしながら平和教育に
取り組んでこられました。
(内容抜粋)
プルトニウム原子爆弾は地上から500m上空で炸裂。爆心地(平和公園)周辺の
19の学校など多くの建物と人命が、一瞬で燃えて無くなりました。
当日の避難状況について
08:00 空襲警報サイレン(床下防空壕へ避難)
09:00 警報解除(市民は再び外出)
11:02 原爆投下
投下後の状況について、激しい光と、体を突き上げるような轟音でした。
末永先生は、頭を抱えてうずくまるだけでした。そして、諫早から家族を探して
入市被爆されました。立山で被爆されたお母様と妹様は、のちに亡くなられました。
末永先生には、写真資料を用いて、臨場感たっぷりにに解説していただきました。
生徒はメモをとりながら、皆真剣に聴いていました。
11:02のサイレンと共に皆で黙祷を行い、平和学習を終えました。
末永先生、本日は本校にお越しいただき誠に有り難うございました。