令和2年8月9日(日)午前中、本校で平和学習を行いました。
今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策および熱中症対策のために
大会議室へ生徒代表を集め、講師の八木道子先生に被爆体験講話をして
いただき、各ホームルームでも資料を見せながら、講話を放送しました。
(ご紹介)
八木道子先生は、小学1年生の時に鳴滝で被爆され、その後家庭科の教員として
市内の小学校に勤務されてきました。
(内容抜粋)
原子爆弾は地上から500m上空で炸裂。爆心地(平和公園)周辺の被害状況について、
19の学校が一瞬で燃えて無くなった。・・・城山小、山里小、長崎中、瓊浦中(現西高)、
鎮西学園(現活水女子高)など。
当日の避難状況について
08:00 空襲警報サイレン(床下防空壕へ避難)
09:00 警報解除(子どもは皆遊びに外出)
11:00 B29を発見し、手を振った
11:02 原爆投下
爆音と投下後の状況について、爆音は体を突き上げるような轟音で、家は崩れた。
頭を抱えてうずくまるだけだった。その後、真っ赤な空の下、夜中まで皆泣きながら
家族を探していた。
生徒代表お礼の言葉(2-6 鈴木泰熙)
八木先生には、資料を使って、わかりやすく丁寧に解説していただきました。
生徒はメモをとりながら、皆真剣に聴いていました。本日は本校にお越しいただき
有り難うございました。