令和5年1月10日(火)。3学期始業式が行われました。
校長訓示では、河瀬 和幸さんの「吹雪に新聞を飛ばされた日」についてお話をされました。
河瀬さんが大手企業のエリート社員であったとき仕事トラブルにより退職をすることとなり、その後、地元北海道で新聞の配達員をしているときのこと。ある吹雪の朝、猛烈な吹雪により配達中の新聞の半分をダメにしてしまいました。そのときの情景を今の自分と重ね今にも泣きたい気持ちの中、正直に店主に謝ったときの店主の言葉。
「河瀬さん、大丈夫、大丈夫、あわてないでも大丈夫です。 本当にひどい吹雪ですねえ。」
河瀬さんはこの一言を決して忘れられないと語っています。
たった一言が、人の心に一生心に残ることがあります。くじけそうな心を支えてくれることもあります。人は人に支えられて生きている。
さて、いよいよ3学期のスタートです。