8月25日(火)に、2学期の始業式を行いました。

最初に、校長先生から次のようなお話がありました。
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皆さん、こんにちは。今日こうやって元気な皆さんの姿を見て、とても嬉しく思っています。今年の夏も酷暑と呼ばれるぐらい暑い毎日でした。そして、この暑さはもう少し続きそうです。私は1学期の終業式の日に、「夏休み期間中は、何か一つでもいいから具体的にチャレンジすることを見つけて、それを頑張ってほしい。」という話をしましたが、実際どのように過ごしたでしょうか。 ところで、この夏は大変なことが起こりました。令和8年熊本地震です。私が夕方からある同窓会に出席するため、ちょうど学校の玄関を出たときに地震が起きました。学校にいてもわかるぐらい、かなり大きな揺れでした。テレビで見る限り、その被害はかなりひどいものでした。私は1週間後に熊本県である予定だった出張が、急遽中止になりました。地震から1週間ほど経ったころでしょうか、熊本の高校の先生からメールをいただきました。その内容は、昨日やっと水道が通りました、というものでした。この地震でお亡くなりになった方は、今日の段階で38人、いまだに避難所で生活をしている方が2,684人いらっしゃるそうです。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。また、定時制ではしっかりと防災避難訓練をしておりますが、今後、改めて防災対策の確認をしなければいけないと思っています。 さて、今日から2学期です。2学期は夏の暑い時期から始まり、冬の寒い時期に終わります。年間の中でも一番長く、行事が多い学期でもあり、中だるみしやすくもあります。そのような2学期を、皆さんはどう過ごしますか。それを少し考えてください。 話は変わりますが、今年の夏の甲子園は、地震があった熊本県から出場した有明高校が注目されました。結果は、初出場でベスト8に輝くという素晴らしいものでした。試合後、選手たちは最高の時間を過ごせてよかったと言いました。最高の時間と言わしめたのは何か。私の推測になりますが、自分のために、仲間のために、熊本で震災に遭ったけど、頑張っている人のために、甲子園という大舞台で、全力で取り組んだ時間だったからではないかと思っています。頑張った有明高校の皆さんに、拍手を送りたいと思います。 話は変わりますが、高校野球というと、私は昨年度の県立高校で唯一ベスト4に入った県立岐阜商業高校の横山温大くんという生徒を思い出します。今日はその横山君の話をしたいと思います。横山君には、生まれつき左指がありません。彼の左手は、手の甲ぐらいまでしかなく、先端の指はありません。親指もほんの少し出ているぐらいです。彼は5歳の時に野球を始め、小学生の時には義手をはめて野球をしていたようですが、中学生になるとそれも外し、指がないありのままの状態で練習をします。指がないので、ボールをつかむことができません。だから、指がある右手にグローブをはめます。そして、右手でつかんだボールは、左手には指がないので投げられませんから、グローブをさっと外してわきにはさみ、右手にボールを持ち替えて投げます。そんな彼のすごいところは、ピッチャーもできるし、バッターとしても有能な選手だということです。いわゆる二刀流です。甲子園でも得点に絡むヒットを何本も打ちました。ハンデを持ちながら、横山君が甲子園に出場するまでになったのはなぜでしょうか。彼に夢を与えたのは、ジム・アボットという、右手首より先が欠損している大リーガーの存在でした。同じような境遇の人が、大リーガーとして活躍している。その姿に夢を見て、横山君は人一倍努力したのです。その成果が甲子園出場でした。それまでの努力は、計り知れないものだと思います。それを成し遂げた横山君は尊敬に値し、多くの人に勇気を与えました。諦めなければ、夢はかなうことを教えてくれました。そのような横山君ですが、彼は決して人を感動させようと思って野球をやってきたわけではないと思います。自分の夢を追いかけ、自分にできることをただただ一生懸命頑張ってきた結果が、活躍につながったものと思います。そしてまた、この横山君を支えてくれた人たちの存在もあります。彼一人だったら、ここまでの活躍はできていなかったと思います。 自分の夢を叶えようと努力している人をドリーマー、そのドリーマーを支えよう、応援しようとする人をサポーターと言います。サポーターという言葉は、サッカーでよく使われるので、聞いたことがあるでしょう。みなさんには、夢を見るドリーマーであってほしいし、ドリーマーを支えるサポーターでもあってほしいと思います。ずっとドリーマー、ずっとサポーターではなく、時にはドリーマー、時にはサポーターであることが豊かな人生につながると思いませんか。日本語には持ちつ持たれつという素敵な言葉があります。お互いが助け合ったり助けられたりする中で、どちらか一方に頼るのではなく、双方が支え合って、その関係が長く続いている状態を指す言葉です。2学期は行事が多い時期です。特に大きな行事の一つにもみじ祭があります。私はこれをとても楽しみにしています。集団で何かをする時に、リードする人とサポートする人が必要です。2学期は行事が多いので、その持ちつ持たれつを意識しすれば、大村高校定時制のみんなが過ごしやすく、温もりのある集団になっていくと思います。皆さん一人一人がドリーマーであり、サポーターである2学期になるように期待をいたします。
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その後、生徒指導主事の前田先生より、以下の4点についてお話がありました。
・夏休み期間中に、事故やトラブルがなかったか。また、怪しいメッセージなどが届いていない
か。もし何かあれば、クラスの担任に連絡をしてほしい
・現在、気温が非常に暑い状態にある。このようなときは頭がぼうっとして集中できなくなり、
事故が起こりやすいので、十分に注意をしてもらいたい。何かふわっとした感じになったとき
は、早めに水を飲んだり、頭を冷やしたりしてほしい。その前に、睡眠を十分に取ること。こ
れが一番大事である。
・1学期は自転車の転倒事故などが数多く発生したので、自転車に乗っている人はヘルメットを
準備してほしい。
・暑くなるとどうしても服装が乱れがちになるが、登校をするときの服装は決まっている。制服
がない代わりに、きちんと自分を律して服装を整え、登校すること。その際は、TPOをしっか
りとわきまえてもらいたい。制服が自由になると同時に責任も発生する。私たちは君たちを信
じて、そのようにしている。だから、そこはきちんとしてほしい。
本日は生徒たちが久しぶりに登校をしたので、様子の観察を十分に行いました。明日から9月2
日まで、生徒たちの状況の把握と暑さ対策として、授業を3校時までとし、放課後に個人面談を
設けています。生徒たちが学校生活をスムーズに再開してくれることを願っています。