3月1日(金)、17:00より同窓会会長小林靖明様、前校長原田尚之様、ETA会長本田一修様、
他6名の来賓方々にご出席いただき、卒業証書授与式が執り行われました。卒業生は4年5名、
3年定通併修性2名の併せて7名でした。
堤校長先生の式辞の内容は次のとおりです。
『7名の諸君、卒業おめでとう。卒業は別れの時ではあるが、新しい出会い、新しい人生への
出発の時でもある。高校生活で先生方が印象に残っていることの一部を紹介し、新たな門出、
出会いへのエールを送りたい。』
……(一人ひとりのエピソードを紹介)……
『これまでの人生を振り返って順風満帆に何の苦労もなくこの日を迎えた人はそう多くはいない
だろう。しかし、諸君は「自分は成功したのだ。今までの自分に満足したのだ。これが成功体験
なのだ。」と言えるその日を迎えた。自信をもって新たな生活への一歩を踏み出してほしい。
ただ、卒業できたのは自分一人の力ではないことも忘れてはいけない。陰で、命がけで守り育て
てくれた人がいる、これまで出会ったすべての人に感謝の気持ちを忘れないでほしい。マラソン
選手にたとえた話を紹介しよう。「折り返し地点までは追い風で走っていてもペースがいいのは
自分の力だと思い、折り返しを過ぎてペースが落ちると、向かい風のせいにする。風は一定方向
に吹いているのに、追い風への感謝を忘れ、向かい風に腹を立ててしまう。」諸君の前途には
追い風も向かい風もあるだろう。そのすべてを受け入れ感謝しながら人生行路に船出してほしい。
諸君一人ひとりの前途に幸多からんことを念じ、式辞とする。』
続いて、3年磯田はるなさんによる送辞、4年山口愛来さんによる答辞が読まれました。
最後は、校歌を声高らかに歌い上げ、締めくくりました。保護者の方や卒業生は職員室を訪れ、
お世話になった先生方一人ひとりに感謝の言葉を述べ、名残惜しく学び舎を後にしました。
在校生は卒業生の凛とした姿に感動し、その表情からは自分も卒業に向けて頑張らなければ、
と改めて心に誓っていました。