9月12日(火)20:10~ 図書室にて平和学習を行いました。先ず、担当の河田
教諭から話がありました。内容は次のとおりです。『私の母方の親戚は長崎生まれ
で原爆の犠牲に会いました。私が小さい頃は8月9日が近づくとよく祖母が涙を流し
ながら当時の状況を話してくれました。そのたびに、私は、なぜ人は憎しみ合って
戦争をするのか、戦争の恐ろしさを感じておりました。世界で核爆弾はこれまで2発
(広島と長崎)落とされ、数えきれないほどの尊い命が失われました。現在も世界では
戦争や紛争が起こっています。特に、ロシアとウクライナの戦争についてはロシアが
核使用をちらつかせています。広島と長崎に落とされた原子爆弾に比較にならない
ほどの威力があるそうです。なぜ、人は戦争を始めるのか理解できません。いろんな
理由があろうとも多くの人が犠牲になることは分かるはずです。生徒の皆さん、改めて
平和について自分たちにできることは何があるか、考えてほしいと思います。
これから語り部として原爆の悲惨さを後世に伝え続けている方のDVDを視聴します。
命の大切さを訴えておられるので、その思いを感じ取ってください。』
そのあと、生徒たちは教室に戻って感想文を書きました。以下、その内容の一部です。
【『8月9日の記憶】を視聴して感じたことや考えたこと】
・多くの人たちの人生を消し去っており、憤りを感じた
・戦争の悲惨さを直視して改めて平和の大切さを感じた。
・二度と戦争を起こしてはいけない
・被爆者、戦争経験者から当時の話を聴き、次世代へ伝承していくべきだ
【平和な世界や社会を築いていくための必要な努力】
・いじめや差別をなくす
・一人ひとりが助け合い、支え合う
・被爆国日本が外交を通じて世界に平和の大切さを伝えていく
・いつも国と国が対話できる環境をつくる
・人の痛みを忘れないようにする
・「核を作らない、使わせない」を世界中の人が声を上げていく
・過去の歴史、戦争や核について深く学び考える