7月20日(木)17:40~定時制図書室にて1学期終業式を行いました。堤校長先生からの講話
の概要については次のとおりです。「本校の校訓は自立創造である。主体性、協働性、チャレンジの
3つから成り立っているが、今日はそのチャレンジについて話したい。諫早高校第37回生の垣根涼
介さんが『極楽征夷大将軍』の作品で直木賞を受賞された。彼は、働きながら執筆活動を続け、何回
も挑戦して受賞した。このニュースを聞いて君たち諸君にもいろんなことに挑戦してほしい、と思う。
とは言え、私自身も『失敗したらどうしよう?』という思いが頭をよぎることがある。失敗の意味につい
て少し考えてみよう。『失敗は成功の母』の言葉を残したトーマスエジソン氏は、失敗してもそれを反
省して繰り返すことによって成功に近づく、と考えたようだ。また、たどり着かなかった理由をひとつ
ひとつつぶして成功にたどり着いた、とも言っている。有名なプロ野球選手であった野村克也氏は、
『失敗と書いて成長と読む』の言葉を残している。失敗から学ぶことが多い、と述べている。明日から
夏休みに入るが、ここに集う生徒ひとり一人が自分を高める挑戦をしてほしい。様々なことに疑問を
持ち、自分で考え、失敗を恐れずに。連日水難事故や痛ましい事件事故のニュースが耳に入る。
自分の命は自分で守る。無理だと思うことは無理しないことも大切だ。自分の好みのジャンルでいい
から本を一冊でも多く読んでほしい。元気な笑顔で2学期始業式に会おう」
この後、生徒支援部から「定時制とは何?」と題して、働くことの意義、8020問題について
映像をとおして大切な問いかけがありました。生徒は真剣に自分のことととらえて聞いていました。