5月31日(土) 高総体1日目
卓球女子・団体戦の結果です。
《1回戦》
○中五島(4)-●猶興館(1)
→2回戦へ進出!
シングルス1に登場したのは、2年生の宗優心さん。
相手が3年生ということもあり、序盤は緊張からかミスが目立ってしまい、なかなか思うようにいかない様子でした。
しかし、そこは、昨年の高総体団体戦で1年生ながらも勝利したスーパールーキー!
あれから1年。もっともっと成長した優心さんです。
相手のボールをしっかりと見て、徐々に自分のプレーを軌道修正!!
見事ストレート勝ちを収めました!!!
優心さんと横並びで試合をするのは、シングルス2にオーダーされている山嵜さつきさんです。
1年生から卓球を始め、初心者ながらも数々のミラクルを起こしてきました。
そんな山嵜さんも、もう3年生。やはり最後の高総体は別格なのか、体に余計な力が入り、卓球台から球がオーバーしてしまうこともしばしば。
ストレートでセットを落としてしまいます。
1対1で迎えたダブルス戦。
ここは必ず勝ちたいところ。
コートサイドに現れたのは……当初予定していた選手が、怪我で出場できなくなったことで急遽決まった宗優妃(3年)・宗優心(2年)ペア……あれ?名字が一緒…?……って、正真正銘の姉妹じゃないですか!?
即席ペアということで、充分な練習ができず、練習しても姉妹衝突が起こることもありました。が、いざとなったら頼りになる2人です!
本番では声を出し合い、互いを鼓舞し合いながら、息の合ったプレーで魅せてくれました。
2セット連取し、あと1つで…と思ったところから、相手に2セット取られてしまい絶体絶命の大ピンチ!!!
「「もう後がない」」
緊張感の高まる中、姉妹の背中を押したのは……自分たちを一生懸命に応援してくれるチームメイトと、そして“なかこう応援団”の声援でした。
試合後に2人はこう語ります。
「不安な気持ちが大きかったです。でもそんな時、チームメイトや全校応援のみんなの声が聞こえてきて、立て直すことができました」
フルセットの末に2人がつかみ取った勝利は、まさに“チーム中高”で生み出した勝利だったのかもしれませんね。
2ー1で迎えたシングルス4。
「あとひとつ勝てれば…」というプレッシャーの中、登場したのは2年生の一ノ瀬心咲さんです。(瀬は頁の上に刀。以下同)
日頃から、自分に厳しい一ノ瀬さん。試合中も、自分自身にミスを許しません。
堅い守りと、相手よりもミスを出さない慎重な試合展開で、2セット連取!
このまま行けるかと思ったのですが、やはり、ここであのやっかいなものが……そう……「あとひとつ勝てれば」です。
しっかりと守り抜いていたこれまでのセットと比べ、3セット目は、ちょっと様子がおかしい(?)
相手から打たされる場面に乗ってしまい、1セットを落としてしまいます。
ですが、第4セットで、きちんと自身の気持ちを立て直し、持ち前の堅実なプレーでチームを勝利へと導きました!!
試合後の一ノ瀬さんは、「勝てるか不安でしたが、仲間や顧問の先生のアドバイスのおかげで、無事勝つことができて、とても嬉しかったです」と話しています。
試合を通して、チーム内の雰囲気がよく、お互いに声をかけ合っていた姿が印象的でした。
試合を見ていた“なかこう応援団”の松下菊美さん(2年)からのコメントです。
「いつもは言い合っている姉妹が、サーブごとに顔を寄せ合って、お互いに気合いを入れ合う姿にジーンときました。学校とは違う顔を見ることができてよかったです」
会場で観戦できたからこその感想ですね!!!
2回戦も全力応援お願いします!!