令和4年度の県高総体の記事をまとめました!
中五島高校生たちの“ドラマ”をご覧ください。
6月3日(金)中五島高校選手団24名が、「第74回長崎県高等学校総合体育大会」に向けて出発しました。
有川港での生徒たちの様子です。
緊張している人、リラックスしている人、様々ですね。
選手達は、この後、佐世保市総合グラウンド陸上競技場で行われる「総合開会式」に参加します。
中五島高校選手団の入場は、84校中70番目を予定しています。
テレビやラジオで放送されますので、中五島高校選手団の堂々たる入場をお見逃しなく!
いよいよ高総体の幕開けです!
3年ぶりの総合開会式が、炎天下の中行われました。
中五島高校選手団24名。少ない人数ではありますが、それを感じさせない素晴らしい行進だったと思います。
以下、入場開始前の選手たちの様子です。
良い雰囲気で本番を迎えることができたようですね。
開会式終了後、選手たちは貸し切りバスでそれぞれの競技会場近くのホテルへ。
暑い中での開会式でしたので、体調不良にならないよう、しっかり水分・塩分・休養をとって欲しいですね。
「We are “中高”期待と誇りを胸にTo the Top!」
以下、部活動ごとに記事をまとめております。
6月4日(土)高総体1日目。
女子バスケットボール部がシーハット大村にて向陽高校と対戦しました。
結果は以下の通りです。
●中五島(20)-○向陽(88)
少ない人数にも負けず、最後まで戦い抜いた3年生。
助っ人として快く試合に出場してくれた1・2年生。
中五島高校の名を背負い、大奮闘してくれた7名の選手たちに、心からの拍手を送りたいと思います。
どんな時でも最後まで諦めないこと。人と人とが支え合うこと。
それらの大切さを、私たちに教えてくれてくれました。
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!!!
◆1日目:6月4日(土)
卓球部が佐世保東部スポーツ広場体育館にて団体戦に臨みました。
結果は以下の通りです。
●中五島(2)-○島原翔南(3)
シングルス2で登場した山崎太陽さん。※「崎」は「大」→「立」
0-2と劣勢に追い込まれ、絶体絶命のピンチを迎えましたが、そこからどんどん声を出し、自分を鼓舞して3セットを連取!!
見事な逆転勝利を飾ってくれました。(聞くところによると、山崎さんは、朝から1人でずっと走っていたようです。試合前の精神統一が功を奏したようですね。)
シングルス3で登場した浦悠惺さん。
1年生ながらも高総体初勝利!!!今後の活躍に期待ですね。
シングルス4で登場した切江智貴さん。
最終的には負けてはしましましたが、最後まで粘り強く頑張り、13-15のデュースにまで持ち込みました。
今日の悔しさをバネに、男子卓球部は、明日、個人戦へと挑みます。
選手の皆さん、明日も頑張って下さいね!!
胸を張って、堂々と、戻ってきて下さいね!
佐世保東部スポーツ広場体育館にて行われた団体戦(女子)の結果です。
1回戦 ○中五島(3)-●佐世保西(0)
2回戦 ●中五島(0)-○活水(3)
1回戦。
3年生の平山希望さんが、シングルスとダブルスで共に勝利し、ストレート勝ちで2回戦への切符をいち早くもぎ取ってくれました!
2回戦。
シングルス1・2で負けてしまい、後がなくなったダブルス戦。登場したのは、3年生の平山希望・窄口羚未ペア。
背水の陣を敷き、フルセットまでもつれ込むも、あと一歩届かず。
ですが、試合後の2人は「最後まで楽しかった!」と、全力を出し切った様子でした。
明日は個人戦。
助っ人で戦ってくれている1・2年生と共に、明日からも「勝ち星」を取りに行きます!
最後まで、自分たちらしいプレイをできることを願って。明日も、海の向こう側にエールを送ります。
頑張れ、卓球部!!
◆2日目:6月5日(日)
あいにくの雨です。
ですが、このジメジメに負けず、本日も中五島高校選手団の活躍をお伝えしていきたいと思います。
早速ですが、卓球部から試合前の様子が届きました!
まずは、昨夜の様子から。
団体戦を終えてホッと一息。
リラックスした雰囲気の中、おいしいものを食べて、エネルギー補給は完了!
一夜明けて、個人戦当日。
3年生で仲良くピースサイン。(作戦会議中!?)
と思ったら、気合い十分!!走り込みます。
昨日の団体戦で活躍した山崎太陽さんは、「今日の目標は2回戦突破!」と意気込みも充分のようです。
卓球男子・シングルス1回戦の結果です。
○山崎太陽(3)-●創成館(2) ※「崎」は「大」→「立」
→2回戦進出!
「逆転」= 山崎太陽?
思わずそう言ってしまいたくなるような試合結果です。
「3-11」「10-12」と2セット連取され、絶体絶命のピンチ。からの3セット連取!!!
まさに、昨日の団体戦と同じ展開です。
とにかく、追い込まれてからの集中力・精神力が凄い!!!
気合いを入れて、2回戦へと駒を進めます。
○切江智貴(3)-●佐世保東翔(0)
→2回戦へ進出!
ストレート勝ちで2回戦へ進出です!!
●浦 一希(0)-○諫早商業(3)
唯一の3年生。
3年間の思いをぶつけましたが、相手の実力が上でした。
しかし、全力でぶつかってくれたようですね。
3年間、お疲れ様でした!!
●浦 悠惺(1)-○口加(3)
唯一の1年生。
今日の悔しい思いを、来年へつなげてくださいね!
2年生2人が2回戦へ進出です。
“一球入魂”
対戦相手は手強いようですが、自分のペースで試合に臨んでください。
卓球部女子1・2回戦の結果です。
《初戦》(2回戦からの場合も有り)
○窄口羚未(3)-●佐世保中央(0)
→3回戦進出!
●平山希望(1)-壱岐商業(3)
○荒木葉月 -●猶興館 →不戦勝で2回戦へ
●荒木葉月(0)-○鎮西学院(3)
●2年・佐藤(0)-○長崎商業(3)
実力差のある選手たちとの対戦の中、よく奮戦してくれました!
最後まで 諦めることなく、1ポイントでも多く取りたいという気持ちが伝わってくる試合だったようです。
そんな中、3年生の窄口羚未さんが、3回戦へ進出!!
3年生の意地を見せつけてくれました。
3回戦は、明後日(6月7日)の予定です。
窄口さんが全力を出せるよう、みんなで応援しましょう!!
また、明日はダブルスも予定されています。
有終の美を飾れるよう、明日へ向かってしっかり体を休めて下さいね。
明日の卓球部の活躍からも目が離せません!
卓球男子 シングルス2回戦の結果です。
●山崎太陽(0)-○佐世保高専(3)
●切江智貴(0)-○鎮西学院(3)
2人とも実力のある選手との対戦でしたが、最後まで食らいつき、ボールを追いかけていたそうです。
どんな時も諦めない強い気持ちが、全面にあらわれていました。
まだ2年生。
今日の雪辱は、来年果たしましょう!
まずは、明日のダブルスに全力をぶつけてください!
選手の皆さん、今日も1日お疲れ様でした。
明日もまた、“なかこう卓球部”をみんなで応援しましょう!
◆3日目:6月6日(月)
卓球・ダブルス1回戦の結果です。
●平山希望・窄口羚未(2)- ○口加(3)
●山崎太陽・浦 悠惺(0)- ○佐世保工業(3)
※「崎」は「大」→「立」
●荒木葉月・佐藤(1)- ○佐世保東翔(3)
3年生の平山・窄口ペア。11-6と1セット先取。
この勢いで波に乗れるかと思いきや、試合はまさにシーソーゲームの展開に。
そして迎えた第5セット。
惜しいところまでいきましたが、大事なところでボールに嫌われ、激戦を制することはできませんでした。
それでも、2人で戦う最後の大舞台。良い想い出になったようですね。
窄口さんは、明日、シングルス3回戦に登場します。練習相手として残ってくれる平山さんの想いも乗せて、3年生2人で最後まで戦い抜いてください!
卓球部の皆さん、お疲れ様でした!!
◆4日目:6月7日(火)
卓球女子3回戦の結果です。
●窄口羚未(0)-○鎮西学院(3)
対戦相手は、強豪校のシード選手。
試合は苦しい展開に。
そんな中でも攻める姿勢は忘れず、点数をもぎ取りにいっていたそうです。
チームメイトの平山さんが後ろで見守る中、窄口さんの高校生活最後の試合が終わりました。
県ベスト64!!立派です!!
最後まで応援していただいた皆さん、ありがとうございました!
これからも、“なかこう卓球部”への応援、よろしくお願いいたします。
◆1日目:6月4日(土)
諫早市の県立総合運動公園陸上競技場で行われている陸上競技の結果です。(記録なし・棄権を除く)
《男子400m 予選》
・藤原啓慎 58秒42 自己ベスト!
・山下竜之介 62秒57 自己ベスト!
・魚住 嵐 63秒24 自己ベスト!
《女子1500m 予選》
・下田優菜 5分44秒80
《男子1500m 予選》
・吉村侑篤 5分04秒30 自己ベスト!
1日目にして、自己ベストが着々と更新されています。
日々の練習の成果の“たまもの”ですね。
陸上部の選手たちの戦いは、始まったばかり。
他の種目も頑張ってください!!
暑い中の、熱い試合に、明日からも目が離せません!
17:10スタートの4×100mリレーの結果です。
[記録]45秒15 ベスト記録更新!
・第1走 山下竜之介
・第2走 吉村 凌
・第3走 濱田優太郎
・第4走 藤原啓慎
予定していたエントリーから1名変更になりましたが、それでもチームのベストタイムを更新してくれました!
日頃のチームワークが、結果に結びついていますね。
高総体という大舞台でのベスト記録更新!すごいです。
選手達のメンタル面での成長も感じます!
2日目の陸上部の活躍に期待です!!
◆2日目:6月5日(日)
午前中の陸上競技部の結果をお伝えします。
《男子100m 1次予選》
・魚住 嵐 12秒85 自己ベスト!
・山下竜之介 12秒82 自己ベスト!
・藤原啓慎 12秒77
県立総合運動公園陸上競技場もあいにくの雨模様のようですが・・・
中五島高校陸上部は、雨にも負けず、今日も自己ベストを更新中です!
スタートを見守る仲間たち。
個人種目ですが、気持ちはOne Teamですね。
午後からの競技も頑張ってください!!
私たちも、島の外に向けてエネルギーを送ります!!!
《男子400mハードル 予選》
・吉村 凌 56秒07 → 予選3組1着で準決勝進出!!
予選とはいえ1着でゴール!!
大会出発前の宣言どおり、見事「有言実行」してくれました。
雨にも負けず、怪我にも負けず。
準決勝も“ベストな走り”を期待しています!!
《男子800m 予選》
・吉村侑篤 2分28秒32
前半は積極的に攻めたようですが、自己ベストまで一歩及ばず。
まだ1年生ですので、これから体力をつけてくれることでしょう。
《女子800m 予選》
・下田優菜 2分43秒89 自己ベスト!
土砂降りの中、後半までよく頑張っていたそうです。
着実に力をつけている感じがしますね!
雨風の強い中の800m。(想像しただけでも体がブルブルしそうです)
選手の皆さん、風邪をひかないように、しっかり身体を温めておいてくださいね!
《男子400mハードル 準決勝》
・吉村 凌 55秒98 → 2組1着で決勝進出!
快挙です!!
中五島高校陸上競技部がトラック競技で高総体の決勝進出!!
「素晴らしい」という言葉しか出てきません。
自分の目標まであと1つ!
決勝でも“自分らしい走り”を期待します。
今夜はゆっくり休んで、明日へと気持ちを高めて欲しいですね。
“Believe in yourself !!”
海の向こうに届くよう、応援しています!!
《男子ハンマー投》
・濱田優太郎 27m10
“人生はいつも思い通りになるとは限らない”
“ハンマーもいつも思い通りに投げることができるとは限らない”
3年間の想いを込めて投げたハンマーでしたが、もう少しのところで決勝に届きませんでした。
2回目までの記録なしと追い込まれた3回目。
押しつぶされそうな緊張感だったと思います。
そんな中、記録を残せたことに拍手です!
今日の悔しさを、明日のやり投にぶつけてほしいと思います。
怪我に泣かされた深浦愛矢さん。
来年に向けて頑張れ!
陸上部の戦いはまだまだ続きます。
あと2日。
頑張れ!なかこう陸上部!!!
18:10スタートの4×400mリレーの結果です。
[記録]3分46秒34
・第1走者 吉村侑篤
・第2走者 濱田優太郎
・第3走者 藤原啓慎
・第4走者 吉村 凌
4×100mリレーに引き続き、予定していたエントリーから1名変更されて行われた4×400mリレー。
心身共に疲弊する中で、よく頑張りました!!(パチパチパチ)
雨の中の競技は、通常よりも余分に体力や精神力を奪われます。
“8名しかいない男子部員で4×400mリレーに出場する”
替えのきかない状況の中、折れそうになる心を奮い立たせ、最後まで走りきった選手たち。
「どんなに追い込まれた状況でも、自分たちが決めたことを最後までやり遂げることができた」
また1つ、大きな成長を見せてくれたと思います。
スポーツは、人を成長させてくれます。
観る人に感動を与えてくれます。
次は、どんな感動を与えてくれるのか。
なかこう陸上部の活躍から、まだまだ目が離せません!
◆3日目:6月6日(月)
嬉しいニュースが入りました!
《男子400mハードル 決勝》
・吉村 凌 54秒00 自己ベスト!
→第4位入賞 北九州大会出場決定!
高総体決勝という大舞台で、まさかの自己ベスト更新!!
その心臓の強さに、驚きと感動です!!!
試合後すぐの笑顔。いい表情ですね!
高総体のトラック競技における表彰台は、何と12年ぶり!!!(平成22年3000mSC4位以来)
その喜びに、文字を打つ手が震えます。
表彰式直後、入賞した吉村凌さんに今の気持ちを聞いてみたところ
「とにかく嬉しいです。北九州大会で決勝に残れるように、まだまだ練習を頑張ります。明日の110mハードルで、さらに良い結果を残せるように、気を引き締めます」
とのこと。
この結果で満足せず、貪欲に上を求めていく姿勢が、彼の急成長の秘密なのかもしれません。
目標としている53秒台に、また一歩近づきました。
きっとこれからも、自分を奮起し、記録を更新し続けてくれることでしょう。
今後の成長が、まだまだ楽しみです!
Congratulation!!
《男子200m 1次予選》
・藤原啓慎 25秒28 自己ベスト!
・魚住 嵐 26秒65 自己ベスト!
・山下竜之介 25秒86 自己ベスト!
《男子やり投》
・濱田優太郎 44m80 自己ベスト!
陸上競技部の“自己ベスト更新ラッシュ”です!!
大会も3日目となり、疲労もたまってきているようですが、気持ちは前向き!元気なようですね。
陸上競技部から“自己ベスト”の連絡が入るたびに、こちらもパワーをもらっています。
自分の頑張りが、誰かの元気につながる!
ステキなことですね。
明日は最終日。
最後の最後まで戦い抜く陸上競技部に、明日もエールを届けます!
◆4日目:6月7日(火)
2日連続の嬉しいニュースです!
《男子110mハードル 予選》
・吉村 凌 16秒04
→予選3組2着 決勝進出!
《男子110mハードル 決勝》
・吉村 凌 15秒64 自己ベスト!
→6位入賞! 北九州大会出場!
“有言実行の男”が、またまた快挙です!
昨日の男子400mハードルに引き続き、110mハードルでも自己ベストでの6位入賞!!北九州大会への切符をつかんでくれました。
昨日以上に喜びにあふれたガッツポーズですね!
見ているこちらも、嬉しくなります。
1/100秒の世界に何度も悔し涙を流しながら、それでも「まだできる」「まだやれる」と自分に言い聞かせ、苦しんだ末につかんだ栄光です。
中五島高校という小さな学校で、設備が整っているわけでもなく、同じ種目で競っている選手がいるわけでもなく。
それでも、どんな環境でも“やればできるんだ”ということを、彼は証明してくれました。
「2種目とも自己ベストでの入賞で、すごく嬉しいです。北九州大会まで残りわずかですが、さらに高みを目指し、努力を続けます」
大会を終えての吉村凌さんのコメントです。
彼の瞳に映る未来予想図が、今から楽しみですね!
北九州大会での活躍も期待しています!!!
4日間に渡る激闘も終わり、中五島高校選手団の高総体が終わりを迎えました。
今大会も「嬉し涙」「悔し涙」たくさんの“ドラマ”があったようです。
陸上部主将・濱田優太郎さんのコメントです。
「自分が出場していない時間も、出場する仲間のサポートをしたり、応援したりしながら、チーム一丸となって闘うことができました。今までにないくらいの“いい記録”“いい結果”が残せたのは、良い雰囲気でチームがひとつになれたからだと思います。これまで支えてくれた、家族や後輩たち、そして先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。応援ありがとうございました!」
“能力無限”
どの競技の選手も、ひとりひとりが大きく成長できた4日間だったのではないでしょうか。
中五島高校選手団を応援し、支えてくださった全ての方々、ありがとうございました。
今後とも、中五島高校をよろしくお願いいたします。