11月11日(月)、本校視聴覚室で薬物乱用防止講話が行われました。
今年度は、講師に長崎少年鑑別所法務教官の平井美子様をお招きしました。
講話では、覚醒剤・MDMA・大麻・合法ハーブなどの違法ドラッグ・シンナーなどの有機溶剤等の薬物の特性や、覚醒剤などの法定刑による罰則、大麻に関するトピック、薬物関係の検挙者数などの現状等を、実例を交えながら丁寧に説明していただきました。その中でも、『大麻に関するQ&A』というクイズ形式の説明では、生徒たちも積極的に参加していました。特に『若者を中心に薬物の検挙者数は増加傾向にある』や『近年オーバードーズの事例も増えている』という説明の際は、生徒たちも『薬物乱用』を身近なことととらえたようで、真剣な表情で聞き入っていました。
会の最後には、生徒を代表して2年次生の甲田さんが、「クッキーやグミなどがお祭りなどで売られており、薬物が簡単に手に入るという現状には驚きました。今回の講話で断る勇気の大切さを学びました。」とお礼の言葉を述べました。
講話を聞いた生徒からは、「薬物は怖いなと改めて思いました。薬物の利用者が多いことにも驚きましたが、自分や身近な人から薬物乱用者を出さないようにしたいと思います。」という声も聞かれました。
本日の講話を受けて、今後も本校生徒から薬物乱用者を出さないように指導していきたいと改めて思いました。お忙しい中、本校の生徒たちのために講話をしていただいた平井先生、ありがとうございました。