高等部３年生の教室には、「卒業まであと○日」という掲示があり、毎日数字が減っていくのを見ると、小学部３年生で出会った生徒たちが、これから社会に巣立っていく姿をみることは感慨深いものがあります。

話は私自身のことになりますが、昨年の４月に３年ぶりに長崎特別支援学校に戻ってきました。昨年の３月は、それまで３年間お世話になった壱岐の方々からたくさんの「さようなら」を、４月には学校や私生活でもたくさんの「おかえりなさい」の言葉をよくいただきました。

３年前に、長崎特別支援学校を離任する際にいただいた生徒からの寄せ書きに「また学校に来てください」とあったことを思い出し、その生徒たちと再会したときは、再会の喜びと不思議な思いと３年間の成長の驚きなど様々なことを感じました。

これから、別れの季節になります。寂しい思いをする反面、新しい出会いがあり、それは成長をするチャンスだと思います。久しぶりに会ったときは、成長の喜びを感じることができるようにお互いに頑張っていきましょう。（相川）