今回は「水泳学習」についてです。平成５年ごろまで、学校の中庭に鉄の骨組みのプール（縦：３M、横：５Mくらい）を設置して行っていました。
平成６年ごろから、長崎市障害福祉センター（通称ハートセンター）でも行われるようになりました。もちろんみどり棟との共催行事で、大型バスで移動して、昼食も食べるので１日がかりの活動でした。体育館を控室にしてグループに分かれて順番に入水していました。
シャワーを浴びて、おまちかねのプールへ。入った途端に手足をバタバタと動かし、喜びを全身で表現する子ども、いつもと違う雰囲気と大きなプールに緊張してしまう子どもなど、子どもたちの様子も様々でした。しかし、水遊びが大好きな子どもたち、次第に緊張もとれ、リラックスして心地よい表情になっていたのを思い出します。いつの間にかプールのあちらこちらから子どもたちの声や保護者の声援が響き、プール内も賑やかになりました。そして入水後の子どもたちは、十分に水を楽しんだという満足した表情になっていました。
この時代から現在までハートセンターでの水泳学習は続いています。今年度は数年ぶりに大きなプールでの学習を楽しむことができました。
これから本格的な猛暑の夏がやってきます。プールや海とまではいかなくても、涼を求めて手や足を水につけたり水鉄砲で遊んだりしながら、暑い夏を乗り切ってほしいと思います。
（下の左から３枚の写真は平成６～８年ごろのハートセンターの様子です。一番右の写真は訪問教育での合同学習で海水浴に行ったときの写真です。）杉本