今年度の運動会は自立活動室で小学部と中学部・高等部の2回実施されましたが、どちらも児童生徒の輝く姿と保護者様、職員の熱い声援で自立活動室は熱気に包まれ大いに盛り上がりました。
以前の運動会は、長特の児童生徒とみどり棟の入所者さんとの合同開催で、屋外で行われていました。会場は現在、長崎病院の駐車場になっていますが、学校の裏にテニスコートがありました。コート全面にブルーシートを敷き詰めて、つなぎ目をガムテープで固定していました。周囲はたくさんのテントを張り青空のもとでの実施でした。
現在の競技内容は、徒競走、ダンス、ボッチャなどですが、徒競走においては大きく様変わりしています。以前は体育用のマットの上を寝返りやずり這いで移動することや教師が両脇を抱えての歩行、馬蹄型歩行器での歩行が主でした。現在はゲートトレーナーを使用している児童生徒が多くなりました。
また、個人の実態に応じてスイッチ類やタブレット等も多く使用され、個人の能力を最大限に生かした内容になっていました。さらにボッチャなど以前はなかった種目も運動会を盛り上げることができていたと感じました。
コロナウイルス感染症を気にすることなく大きな声援を送りながら実施できる運動会が待ち遠しいです。 杉本 貴久