令和7年1月22日(水)東アジア歴史・中国語コースの1年生が長崎県埋蔵文化財センターで授業を受けました。今回の授業では、実測図の作製体験をしました。実測図とは、遺物の形状や大きさなどを計測して、作製した図のことです。長崎県埋蔵文化財センターの山梨様と白石様より実測方法を教えていただき、「遺物を正しく表現するために観察し、その遺物をどうやったら正しく表現できるか」をテーマに実測図作製に挑戦しました。キャリパー、ディバイダ、真弧など、はじめて扱う道具の使用には苦戦しましたが、ひとつひとつ丁寧に教えていただきながら遺物を様々な角度から観察し作製しました。遺物の質感を指の手触りで表現したり、特徴を1mm単位で表現したりするなど、とことん遺物と向き合った時間となりました。