令和7年1月15日(水)東アジア歴史・中国語コースの1年生が、歴史学入門の授業で13回目の島内巡検を行いました。今回は、勝本町にあるカラカミ遺跡と対馬塚古墳、郷ノ浦町にある鬼屋窪古墳を訪れました。鍛冶炉やベンガラ焼成炉の発見など、積極的に「ものづくり」を行っていた集落の様相をもつカラカミ遺跡は、原の辻遺跡と車出遺跡群と同じ弥生時代の遺跡です。同じ時代の遺跡と比較しながら考察することで、壱岐の歴史理解をより深めました。また、対馬塚古墳では、測量図をみながら石室の入り口を探しました。最後に、「捕鯨の線刻画」が描かれる鬼屋窪古墳では、線刻が実際にどのように描かれているか、資料を見ながら船と鯨の線刻を探しました。