6月12日(水)東アジア歴史・中国語コースの1年生(4名)と2年生の歴史学専攻生徒(4名)が壱岐島内の古墳群を巡検しました。今回は、勝本町にある串山古墳群・双六古墳を巡り、長崎県埋蔵文化財センターより白石様・山梨様が同行してくださり、解説をして頂きました。
〇串山古墳群について
串山古墳群は、串山半島の山頂にある大小様々な古墳群(7基)で、その中には竪穴系横口式石室である可能性が考えられるものがあり、竪穴式石室から横穴式石室に移行する過渡期の段階に位置づけられる古墳の構造です。未調査の古墳として2年生の歴史学専攻生が注目しています。
〇双六古墳について
双六古墳は長崎県内最大の「前方後円墳」であり国指定史跡に登録されています。金銅製品をはじめ様々な金属製品やガラス玉などの遺物がたくさん出土したことから、非常に身分の高い人物のお墓であったことが想像できます。普段は古墳の中に入ることはできませんが、今回は特別に中に入り、長崎県埋蔵文化財センターの方々の解説により、古墳の形や内部の様子を知ることができました。