最終日は朝から哲学の道を通って東山慈照寺へ。かなりの猛暑でしたが、美しい緑の中で夏を感じながらとても涼しく歩くことが出来ました。慈照寺はなんといっても庭園が素晴らしく、どの場面を切り取っても建物・池・木々そして苔までも美しく映え、義政のこだわりを肌で感じることが出来ました。
そして最後は、三十三間堂・京都国立博物館を訪れました。三十三間堂は1001体もの千手観音像が安置されており、その迫力には圧倒されます。生徒たちも一つ一つの像をゆっくり見ながら、それぞれに手を合わせていました。時がゆっくりと流れるような、充実したいい時間を過ごすことが出来ました。次は隣の京都国立博物館へ。写真にも映る旧京都国立博物館は建物自体が重要文化財に指定されており、中には入れませんが外からその美しさを楽しみました。貴重な展示品の数々にも感動し、日本そして世界の美しさを感じることができ、巡検の良い締めくくりとなりました。
この5日間、本当に貴重な経験ができました。この経験を活かして、今後も研究に対して謙虚に取り組み続けてくれることを期待します。