2日目は多くの古墳を回りました。朝は世界最古の木造建築、法隆寺を訪問し当時の建築技術の美しさに感動しながら1日がスタートしました。五重塔は本当に美しく、生徒たちも細部まで見入っていました。その後、黒塚古墳→箸墓古墳→キトラ古墳→高松塚古墳→牽牛子塚古墳→石舞台古墳→岩屋山古墳と飛鳥地方の様々な時代の古墳を巡ることが出来ました。黒塚古墳では、天理市教育委員会の方から解説をいただきながら奈良盆地の地理的な歴史も絡めて古墳の分布や古代の政治の変遷について理解を深めました。特に天理市は、古代当時の田の区画である条里制が色濃く残っているようです。今後の研究にも活かせるとても貴重な経験になりました。キトラ古墳では四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)のうち、今回は朱雀の壁画の実物を見ることができました。