東アジア歴史・中国語コースの1年生と2年生の歴史学専攻生徒が、11月9日に訪れた「原の辻一支国王都復元公園」に隣接する土地の発掘調査作業に参加しました。今回の発掘場所は原の辻遺跡(環濠集落)の北部に位置する民家の庭先の土地です。過去の調査で石棺が出土している墓域と想定される場所を調査しています。
発掘作業は、長時間作業を続ける体力や忍耐力が必要です。また、段取り良く作業するためにも互いの意思疎通が欠かせません。さらに、炎天下や寒風吹き荒ぶ中での作業は身体へのダメージが大きいため、互いを思いやる優しさも必要になります。本校生徒も長崎県埋蔵文化財センターの方々と一緒に黙々と作業しながら多くのことを学ぶことができ、大変貴重な経験ができています。