長崎県
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学校目標

2025年4月18日更新
1.教育目標
基本的人権を尊重し、幼児児童生徒の特性や発達段階、教育的ニーズに応じて幼稚部から高等部までの系統的な教育を行うことにより、生きる力を育成する。
聴覚障害による学習または生活上の困難を改善克服し、自己実現に必要な知識や技能、態度や習慣を養う。

2.目指す姿

(1) 幼児児童生徒
  「強く」目標に向かいたくましく進み続ける
  「正しく」自ら考え、自ら学び、自ら行動する
  「心豊かに」互いの良さに気づき、認め、協働・協力する
(2)  学 校
  明るく、安心して学べる
  子どもの良さや可能性を伸ばす
  専門性を追求、継承し発展させる
  家庭や地域に開き信頼される

3.経営目標

(1) 幼稚部から高等部まで系統的な教育を推進することにより、言語力とコミュニケーション力を基礎に、確かな学力を育成する。
(2) 一人一人の個性を伸ばし、豊かな人間性及び健やかな体の育成に努め、明るく元気な学校づくりを推進する。
(3) 個々の幼児児童生徒のキャリア発達を支援し、ニーズに応じた進路指導による進路実現を図り、自立と社会参加を目指す。
(4) 家庭や地域、関係機関と連携し、社会に開かれ信頼される学校づくりに努める。
(5) 聴覚障害教育における教職員の専門性及び指導力の向上に努める。
(6) 関係機関と連携し、乳幼児や学齢児に対する全県的な聴覚障害教育のセンター的機能の充実を図る。
(7) 長期的な視点に立ち、今後の学校の在り方を見据えた教育課題の解決及び改善に組織的に取り組む。
(8) 施設・設備の整備を進め、幼児児童生徒及び職員の安心安全な教育環境の充実に努める。
(9) 業務改善アクションプランに基づいた働き方改革の推進とコンプライアンス遵守の徹底により、働きやすい職場環境づくりに努める。
   

 

4.目標達成のための主な取組み

(1) 言語力と確かな学力の育成
       ●聴覚を最大限に活用するとともに、口話や手話、文字その他の視覚的情報を活用して個々の発達段階や場面に応じた言語活動を行うことにより、言語力やコミュニケーション力を高め、確かな日本語の習得を図る。
  ●基礎基本の知識や技能を定着させるとともに、幼児児童生徒が主体的にそれらを生活や新たな学習課題の解決に活用するための探求的な学習や体験的な学習、協働的な学習を取り入れる。
  ●自立活動を中心に、聴覚障害による学習及び生活上の困難を改善・克服するための組織的な指導、支援の充実に努める。
  ●各種検査や観察による実態把握をもとに個々の課題を明確にして改善を図るために、自立活動の指導計画の作成や指導実践の充実に努める。
  ●読書活動や、新聞を活用した教育活動を推進することにより、豊かな感性を育てるとともに、言葉や情報に触れる機会を増やして広い知識を身に付けられるようにする。
  ●個別最適な学びと協働的な学びを推進するために、ICT機器を活用した指導、支援に家庭と連携して取り組む。
(2) 個性の伸長と豊かな人間性及び健やかな体の育成
        ●幼児児童生徒の基本的人権を尊重し、年間計画に沿った人権教育を推進するとともに、全体計画に基づいた道徳教育の充実に努める。
  ●児童会や生徒会を活性化し、児童生徒が主体的に活動する機会を設定することにより、互いを認め合いながら協力して課題解決を図る態度を育成する。
  ●いじめ防止基本方針に沿った対応や定期的な生活アンケート等の実施により、家庭や関係機関と連携しながら、いじめやSNSトラブル等の課題解決に努める。
 

●運動の楽しさを味わい体力の向上への意識を高めるよう、体育的活動や部活動の活性化、障害者スポーツの推進に取り組む。

●家庭や寄宿舎と連携し、幼児児童生徒の基本的生活習慣の確立及び社会性の向上に努める。

●食育を計画的に実践し、食への関心及び心身の成長や健康の保持・増進への意識を高める。

(3) 今後の学校の在り方を見据えた教育課題の解決及び改善
      ●教育課程検討委員会及び教科等部会を活性化し、多様化する幼児児童生徒の実態に応じた教育課程の見直しと改善に全職員で取り組む。
  ●魅力ある学校づくりを推進するために、高等部学科改編に取り組むとともに、各部の教育の特色や系統的な教育の効果について明確にする。
   
   
(4) 関係機関や地域・保護者との連携強化
       ●学校行事や教育活動への理解や協力を促し、PTA活動の精選を図るとともにニーズに応じた保護者研修会等を実施する。
  ●学校ホームページやSNS等を通じて情報の発信に努め、学校教育の理解・啓発に努める。
  ●居住地校や近隣の学校等との交流及び共同学習を進め、幼児児童生徒間の豊かな交流を図ることにより社会性やコミュニケーション力の向上に努める。
  ●自治会等地域との交流や清掃活動等を通して、学校教育に関する理解・啓発を図るとともに、地域に開かれた学校づくりを推進する。
(5) 教職員の専門性及び指導力の向上
     ●校内研究を中心に、自ら学ぶ力や思考力・判断力・表現力等を高めるための授業改善と指導の充実に努める。
  ●授業研究や手話講習等の外部講師を招聘した研修会や「教師の心得」の活用により、聴覚障害教育に関する専門性の維持継承と向上に努める。
  ●経験年数に応じた資質・能力に関する指標を踏まえ、各種研修会等に積極的に参加することにより、教科等の指導力や特別支援教育に関する専門性の向上を図る。
(6)  特別支援教育のセンター的機能の充実
      ●各地区の特別支援学校コーディネーター連絡会及び特別支援教育連絡協議会に積極的に参加し、聴覚障害幼児児童生徒の相談支援の充実とセンター的機能の役割を果たす。
  ●医療、福祉、行政等関係機関とのネットワークを構築し、積極的に連携しながらろう学校における早期教育について理解啓発を促すことで、難聴乳幼児の教育相談や支援を推進する。
  ●幼・保・小中高等学校等の職員に対する研修会並びに研修協力に取り組み、聴覚障害教育の理解・啓発や充実に努める。
(7) キャリア教育の充実
    ●幼児児童生徒の実態やキャリア発達段階に応じてキャリア教育全体計画を見直し、実践や評価を教育課程の改善に反映させる。
  ●キャリアパスポートを効果的に活用し、キャリア発達に関する児童生徒の主体的な取組と進路実現を図る。
  ●全学部におけるキャリア教育に関連した教科等の実践や評価による教育課程編成や、改善に努める。
  ●学校全体及び各部の進路指導計画に基づき、キャリア教育全体計画と関連させながら幼児児童生徒の実態やニーズに応じた指導を推進する。
(8)     施設・設備の整備と教育環境の充実
  ●日常の点検に加えて各月の安全点検を徹底し、安心安全な教育環境整備に努める。
  ●事故や災害防止に向けた訓練を実施し、外部専門家による指導助言を受けながら危機管理マニュアルの見直しや整備をすすめ、事件・事故のない学校づくりに努める。
(9) 働き方改革の推進とコンプライアンスの徹底
  ●安全衛生委員会の取組を中心に業務改善アクションプランの方針に沿って学校が取り組むべき課題を明らかにし、業務の効率化を徹底するとともに、職場環境の整備と教職員の心身の健康増進に努める。
 

●服務規律強化月間の取組を中心に、服務規律の保持・徹底及び不祥事根絶に努める。

●適切な事務処理に努め、校務全般の透明性の確保を徹底する。

   
   
   
   

 

 

学校の連絡先

  • ろう学校
  • 住所:〒856-0807 大村市宮小路3丁目5番5
  • 電話:0957-55-5400(校長室・事務室), 55-5406(職員室),55-5435(寄宿舎 FAX兼用)
  • ファクシミリ:55-5410 mail : rou@news.ed.jp
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