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鳴滝高校定時制昼間部Q&A

2023年12月22日更新

 

鳴滝高校定時制昼間部に関するQ&Aです。印刷されたい場合は、次のPDFをクリックしてください。

鳴滝高校定時制昼間部Q&A[PDFファイル/289KB]

Q1 定時制昼間部と定時制夜間部の違いは何ですか?
A1 大きく違うのは1日の授業時間と時間帯です。定時制昼間部は昼間に1日6時間の授業を受け、3年間での卒業が可能です。定時制夜間部は夜間に1日4時間の授業を受け、4年間で卒業をめざすのが基本です。ただし鳴滝高校夜間部では、2年次から、夜間の授業開始前に1日2時間の特設授業を追加し、1日6時間とすることで3年間での卒業も可能です。
Q2 定時制昼間部と全日制との違いは何ですか?
A2 昼間に授業を受け、3年間で卒業ができる点など、全日制と大きな違いはありません。本校では少人数クラスや少人数授業、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる支援など、一人ひとりの生徒に応じたきめの細かいサポートに力を入れています。
Q3 鳴滝高校定時制昼間部にはどのような生徒が入学してきますか?
A3 新入生の8割強が、中学校を卒業してすぐに入学してきます。なかには中学生のときに様々な事情で休みがちになったり、学校に登校できなくなったりした生徒もいます。また2割弱は他の高校を退学をし、あらためて入試を受けて入学してきます。その他にも、2年次や3年次に他の高校から転入・編入してくる生徒もいます。転入・編入については最後の質問をご覧ください。
Q4 中学校で休みがちだった場合、高校の授業についていけますか?
A4 入学者選抜や転編入試験で合格するためには、ある程度の学力は必要です。ただし、本校では1年次でベーシック国語やベーシック数学など、中学校の学習内容から学び直せる学校設定科目を設定しています。また英語・数学を中心に基礎・標準・発展のレベルに応じた習熟度別授業を行っており、自分のレベルに応じた授業を受けることができます。
Q5 鳴滝高校定時制昼間部にはどのような学科がありますか?
A5 学科は普通科のみです。ただし、2年次からは進路希望に応じて「4年制大学コース」と「就職・専門学校コース」に分かれます。さらに「4年制大学コース」は理系か文系か、「就職・専門学校コース」は就職か専門学校かで選択科目が異なります。なお、教育課程も国公立大学、私立大学、短大、各種専門学校等様々な進路に対応しています。
Q6 夏期補習や放課後補習はありますか?
A6 1年次から希望者には夏休みに夏期補習をおこなっています。「4年制大学コース」を選択すれば、原則として2年次以降も夏期補習、さらに3年次には放課後補習も受講します。「就職・専門学校コース」も希望者には3年次に夏期補習や放課後補習を実施します。なお、補習費は無料ですが、対外模試は有料となります。また、就職希望者には、専任のキャリアサポートスタッフが個別に様々な支援を行います。
Q7 鳴滝高校定時制昼間部の卒業条件は何ですか?
A7 以下の3つです。
1.74単位以上修得すること。
  →1年間で最大29単位、3年間で最大87単位修得できます。
2.特別活動へ参加すること。
  →特別活動とは体育祭などの学校行事やホームルーム活動を指します。
3.3年間以上在籍すること。
  →2年次以降に転編入した場合は異なります。
Q8 留年はありますか?
A8 本校は単位制のため、留年はありません。ただし、必履修科目(卒業までに必ず履修すべき科目のこと)を履修できなかった場合、卒業までに必ず履修する必要があります。例えば1年次で必履修科目の「数学1」を履修できなかった場合、翌年2年次にはなれますが、1年次の「数学1」の授業を受けなければなりません。
Q9 単位の「履修(りしゅう)」と「修得(しゅうとく)」の違いは何ですか?
A9 「履修(りしゅう)」とは授業に参加することです。本校では「単位数×10回」より多く授業を欠席すると履修は認められません。例えば1年次の「数学1」は3単位科目なので、30回を超えて欠席した場合、単位を履修できません。なお、30回とは1年間の「数学1」の授業数の約3分の1に相当します。「修得(しゅうとく)」とは、履修に加え、一定の成績を修めることで単位が認められることです。本校では学年末の成績で100点中30点以上の成績が必要です。
Q10 鳴滝高校定時制昼間部の卒業後の進路はどうなっていますか?
A10 卒業生の約4分の1が4年制大学や短大に進学、同じく約4分の1が専門学校に進学、約2分の1が一般企業などに就職をします。ここ数年は、各種奨学金が充実していることにより、4年制大学や短大・専門学校への進学が増えてきました。
Q11 「通級」はどのような科目ですか?
A11 本校では「自立活動」という名称で原則2年生から週2時間の選択科目として通級を実施しています。授業では、自分自身を振り返り、学習面や生活面で困っていることを和らげる方法を学んでいきます。生徒一人ひとりに応じた学習内容を設定することができ、卒業に必要な単位としても認定されます。
Q12 鳴滝高校定時制昼間部は何時に始まり、何時に終了しますか?
A12 8時30分の朝のショートホームルームから始まり、15時10分に終了します。8時30分までに登校してください。
Q13 1日の授業は何コマありますか?
A13 月曜日から金曜日まで、すべての曜日で1日6コマ授業があります。なお授業時間は1コマ45分です。
Q14 購買部はありますか?
A14 自動販売機はありますが購買部はありません。そのため昼食は準備して登校してください。
Q15 制服はありますか?
A15 制服は定めていませんが、高校生活に相応しい端正な服装で登校してください。なお、入学式や卒業式、進路活動やインターンシップなどでは、スーツの着用を指定しています。また、昼間部では茶髪などの頭髪の染色・脱色、ピアスや指輪などのアクセサリーや化粧を禁止しています。
Q16 アルバイトは出来ますか?
A16 届け出を提出することでアルバイトが出来ます。ただし、21時以降や居酒屋等でのアルバイトは認めていません。また学校生活に慣れるために、原則として1年次の夏休み前のアルバイトは認めていません。成績不振の場合も、学業に専念するために制限する場合があります。
Q17 自動車やバイクでの通学は可能ですか?
A17 昼間部では運転免許を持っていても、自動車やバイクでの通学を認めていません。また、在学中の運転免許の取得も認めていません。ただし、卒業年次で、卒業直後に運転免許が必要になる場合は、運転免許取得を認める場合もあります。なお、夜間部や通信制とはルールが異なります。
Q18 どのような部活動がありますか?
A18 体育部は、男子バスケットボール部、女子バレーボール部、バドミントン部、卓球部があります。バドミントン部と卓球部は男女いずれも入部できます。これらの体育部は、6月の全国定時制通信制体育大会長崎県予選の結果次第で8月の全国大会に出場できます。文化部は演劇部、音楽部、文化活動同好会があります。文化活動同好会は園芸や美術の活動を選択できます。なお部活動は希望者のみ入部し、15時10分から17時までの間で活動します。
Q19 どのような学校行事がありますか?
A19 おもな行事は以下のとおりです。
  4月:入学式、歓迎遠足
  6月:定通体育大会長崎県予選
  7月:1学期校内球技大会
10月:体育祭、2年次職業体験(インターンシップ)
11月:文化祭
12月:2年次修学旅行、2学期校内球技大会
  3月:卒業式
Q20 お金はどれくらいかかりますか?
A20 令和6年度入学生の概算では、入学時に約57,000円かかります(内訳は入学手数料2,050円、PTA会費・生徒会費などの諸納金30,220円、教科書代・体育服代・体育館シューズ代などの実費徴収金23,850円です)。このほかに授業料が46,980円(29単位履修した場合)かかりますが、就学支援金制度を申請し、認定された場合は授業料は免除されます。なお、2年次以降は年間、諸納金と実費徴収金合わせて4万円弱かかります。
Q21 他の高校に在籍していますが、鳴滝高校定時制昼間部に転入できますか。
A21 転入(転校)は原則として一家転住で現在籍校への通学が困難になった場合に受け入れています。本校への転校を希望される場合は、まずは在籍の学校の担任に相談をしてください。その後は学校間で転入試験などの手続きを進めていきます。なお、転入試験は国語・英語・数学の3科目と面接を実施します。
Q22 別の高校を退学したのですが、鳴滝高校定時制昼間部に編入できますか。
A22 高校の編入とは、在籍した高校を退学し、その後、退学した高校(以下、前在籍校と表記)で修得した単位を引き継ぐ形で別の高校に入学する制度です。本校では、前在籍校で修得した単位のうち、本校で卒業に必要な単位として認定された単位数が20単位以上の場合、2年次もしくは3年次への編入学を認めています(20単位以下の場合は編入学を認めていません)。なお、編入試験は毎年3月中旬に実施し、合格すれば4月1日付での編入学となります。編入試験の内容は、編入を希望する学年のレベルに応じた国語・英語・数学の試験と面接です。編入を希望される方は、編入試験前の2月末までに本校昼間部に問い合わせください。

 

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