400年の土と炎の歴史を誇るやきものの産地、波佐見町唯一の高校として「人はやきもとを創り、やきものは人を創る」の陶芸教育の精神を学校経営の柱に据え、21世紀の日本や国際社会の発展と平和に貢献し、いのちを重んじ、心豊かでたくましい人間の育成を目指す。
また、社会に主体的に関わっていく人材の育成も重要であり、「一芸に秀でる者は多芸に通ず」のことわざが示すとおり、あらゆる教育活動の中で、個々の生徒の優れた一面を見出し育てることで、新たな自信と目標を持たせる生徒指導に全職員が一丸となって取り組む。
(1) 生徒一人ひとりの個性を磨き、豊かな人間性とたくましい精神力と体力ひいては自ら学び、考え、行動する意欲
や能力を育てる。
(2) 学科(普通科、商業科、美術・工芸科)の特色ある教育活動を実践し、学科間の連携を密にして進路目標の実現
を目指す。
(3) 地域と連携したキャリア教育を実践し、望ましい勤労観・職業観や社会奉仕の精神を育てる。
(4) 学校における組織的な安全管理の充実を図り、安心安全に学び、絆づくりと居場所となる学校づくりに努める。
(5) 学校に対する生徒・保護者の誇り、地域からの信頼のために、時宜を得た広報活動を展開する。
(1) 規範意識を向上させ、授業規律を確立する。
(2) わかる授業を実施し、達成感と充実感を味わわせることで、自己肯定感を向上させる。
(3) 陶芸教育を通して感性を磨くと共に、地域との連携、協働により地域を知り、地域に貢献しようとする態度を養う。
(4) キャリア教育を充実させ、早期に進路を決定させ、その実現に努める。
(5) 文武(芸)両道と部活動の活性化に努める。
(6) 学校行事や生徒会・部活動への主体的な取組を促し、チャレンジ精神を涵養する。
(7) 安全の日を設定し、安全管理の充実に努めるとともに、教育環境の整備と美化に対する意識の高揚に努める。
(8) 笑顔と活力漲る、同僚性の高い職場づくりに努める。
(9) きめの細かい生徒理解や教育相談体制を充実させ、人間の尊厳に向き合う人権教育、命を守る「心の教育」の
推進を図る。
(10) Webサイト、波高通信等を中心とした広報活動を積極的に行う。
平成24年(2012年)4月、「Team HASAMI(チーム波佐見)」をスローガンと決め、それに合わせてシンボルマークを美術科の岩永聡志教諭が作成しました。このマークは、「チーム波佐見」として、波高生はもとより、保護者、教職員、同窓生が一致団結して頑張ることで、波佐見高校のパワーとエネルギーが幾重にも輪を描いて広がり、地域や社会に大きなうねり(波紋)を生み出す様子を表現しています。波佐見高校は地域とともに歩む元気な学校づくりを目指しています。