長崎県教育方針及び長崎県教育振興基本計画の趣旨をふまえ、本校の校訓である「 自律 信愛 究理 」の精神を重んじ、「個別最適な学び」を保障しながら、主体的に考える力、協働性を養い、地域の期待に応える教育を推進する。
（１）どのような生徒を育成するのか〔社会的役割〕
校訓「自律 信愛 究理」のもと、国際社会、地域社会で進む「協働型社会」において、真理を探究し物事を
正しく判断する力と高い志を持ち、他者と協調・協力しながら創造的な活動ができる人材を育成します。
また、世界や地域社会のリーダーとして活躍し、将来ふるさと長崎の発展に貢献する意欲を持つ人材を
育成します。
（２）どのような教育を目指すのか〔教育理念〕
自ら学び他者と学び合う態度を育成しながら、普通科、生活総合科それぞれの学習活動の充実を図ると
ともに、地域の探究学習を深める中で勤労観・職業観を育み、生徒個々の「夢」を実現に導く教育を
目指します。
また、郷土の伝統・文化や自然を愛する心、自他を敬愛する心を育む教育を目指します。
（３）学科の特色、強み、魅力（独自の教育）等〔今後の方向性〕
普通科の習熟度別少人数授業や生活総合科の選択授業等によって、分かりやすくきめ細やかに指導する授業
の充実を図り、個々の学力向上を支援します。
また、普通科の地域魅力探究コース・発見コースの探究学習や生活総合科の校外学習や交流学習等を通して、
地域と連携した教育活動の充実を図ります。
（１）育成を目指す資質・能力に関する方針〔グラデュエーション・ポリシー〕
・ 他人を思いやる豊かな心と品格を備えた、心身ともに健康で逞しい生徒を育成します。
・ 急激な社会の変化や予測不可能な社会に対応できるよう、理解力・判断力・実践力を身に付け、粘り強
く行動力のある生徒を育成します。
・ 自ら課題を発見し、他者と協働しながら課題解決を目指す主体的な生徒を育成します。
・ 自ら学び、自らの人生を切り拓いていく高い志と真理を探究する学力を持ち、幅広く地域に貢献しよう
とする志を抱く生徒を育成します。＜普通科＞
・ 食物、被服、保育、福祉、情報など生活に関わる分野への総合的な知見と実践力を持ち、幅広く地域に
貢献しようとする志を抱く生徒を育成します。＜生活総合科＞
（２）教育課程の編成及び実施に関する方針〔カリキュラム・ポリシー〕
・ 多様な進路に対応する、きめ細やかで丁寧な進路指導とキャリア教育を実施します。
・ 生徒の思考力、判断力、表現力を育成するため、主体的・対話的で深い学びにつながる授業を実現
します。
・ 中学校の学習内容を基盤として、進学や就職など個々の希望する進路の実現を目指し、確かな学力の
向上を図ります。＜普通科＞
・ 食物、被服、保育、福祉、情報などに関する内容を、座学や実習、校外学習、交流学習等を通して
幅広く習得し、課題研究で個々の専門性を深めます。＜生活総合科＞
（３）入学者の受入れに関する方針〔アドミッション・ポリシー〕
・本校の教育課程を履修できる十分な学力と基本的な生活習慣が身に付いており、目標達成に向け粘り強く
努力する生徒を募集します。
・部活動、生徒会活動、探究活動、学校行事など教育活動全般に対し、主体的に関わろうとする
積極的な生徒を募集します。
・他者と協働し、主体的に取り組み、地域に貢献しようとする生徒を募集します。
（１） 他人を思いやる豊かな心と品格を備えた心身ともに健康で逞しい生徒育成の推進
１．全体指導と個に応じた指導を適切に行い、生徒理解と生徒指導力の向上を図る。
２．豊かな人間性を育み、明るく一体感のある学校づくりに努める。
３．特別な配慮の必要な生徒の情報を共有し、最善の支援を行う。
４．個々の生徒が自己肯定感や充実感を感じられる、いじめのない明るい学校づくりに努める。
５．校内美化に努め、施設・設備の定期点検を行い、学校環境の保全に努める。
６．生徒の健康状態を的確に把握し、健康指導の充実に努める。
（２） 多様な進路に対応する、極め細やかで丁寧な進路指導とキャリア教育の推進
１． 生徒一人ひとりの学力や学習実態を踏まえ、個に応じた丁寧な指導を行う。
２． 生徒一人ひとりの「学びの質」を保障するとともに、進路希望に合った授業を行う。
３． ICT等を活用し、最低２時間の家庭学習を確保させる。
４． 就職後、早期離職に繋がることがないように、進路選択能力の育成を図る。
（３） 保護者・地域の期待に応える学校づくりの推進
１． 学校と家庭、地域が一体となった教育を推進するため、積極的な情報発信と連携に努める。
２． 広報活動を充実させ、生徒数増加を目指す。
３． ふるさと教育をとおして、ふるさとへの愛着心と誇りを育むとともに地域活性化に繋がる取り組みを行う。
（４） 個々の生徒が達成感と充実感を感じられる教育活動の推進
１． 学校行事や生徒会・委員会活動、部活動等を活性化させ、生徒の自主的・主体的態度を育む。
２． 部活動への積極的な参加を推進することで部活動の活性化を図り、主体的に活動する中で、責任感・
思いやり・克己心等の育成を図る。
３． ボランティア活動等への積極的な参加を促し、自発性や他者や地域に貢献する態度を養う。
（５） 服務規律の徹底と働きやすい職場づくりの推進
１． あらゆる機会を通じて服務規律の徹底に努め、信用失墜につながる不祥事等の防止に努める。
２． ハラスメント防止と校務負担軽減に努め、働きやすい職場づくりに努める。
３．安全で安心な施設整備と学習環境向上のための設備更新を推進する。
４．公費・私費を問わず、適正な会計処理を徹底する。
ゴール像 地域から愛される、社会から必要とされる生徒の育成
キャッチフレーズ 「時を守り、場を清め、礼を正す」
〈１〉自主的・主体的に活動する生徒の育成
・挨拶・清掃活動・学習・学校行事・部活動・生徒会活動
〈２〉授業研究（素材研究・教授法研究・観点別評価の研究）の充実
〈３〉支援を要する生徒への早期対応と外部機関との連携
・学習支援・コミュニケーション・家庭環境
〈４〉働き方改革（限られた時間の中で効率的に）
・職員の協働性
〈５〉生徒一人ひとりの進路保障(特に、国公立大学希望者の進路実現)
・３年間を見通した計画的な指導
〈６〉生徒数増加への取り組み
〈７〉「報告・連絡・相談・確認」の徹底
〈８〉生徒・職員の安全確保
・月１回以上の校内施設及び設備の安全点検
〈９〉公費及び部活動他私会計の適正処理
・学期ごとに完結
・監査制度を設け管理職へ報告
