長崎県立猶興館高等学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
猶興館高校校長の松添です。長崎県内で最も長い146年もの歴史と伝統ある本校の校長として赴任でき、喜びを感じるとともに、身の引き締まる思いでおります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて本校は、明治13年(1880年)平戸藩最後の藩主である第12主 松浦 詮(まつら あきら)公が、旧平戸藩の藩士の子弟の教育のため、私財を投げうって創設した学問所「猶興書院」として創立されました。その後、県立中学校への移管や、平戸高等女学校との統合を経るなどして、昭和28年(1953年)現在の校名に至っております。令和5年(20023年)には、全国に先駆けて文理探究科を開設し、新たな学びに挑戦しているところでもあります。
本校には、開校以来「校訓」はありません。「猶興」と呼ばれる建学の精神があるからです。「猶興」とは“豪傑の士といわれる才能、知恵や人徳がある人は、文王(周時代の天子)の教えが無くても、自発的に立ち上がって善を行うことができる【自立自発】の考え方を説いている”もので、性善説を説いた孟子の教えによるものです。
この「猶興精神【自立自発】」の思いを胸に、明治、大正、昭和、平成、令和の時代を通して、本校が長崎県北地区における教育に果たしてきた役割は計り知れないものがあります。これまでに送り出した卒業生は27,000有余名に達し、その活躍は郷土をはじめ全国各地、各界まで及び、枚挙にいとまないほどの人材を輩出しております。
これからも心豊かで人と人のつながりを大切にし、生徒一人一人に寄り添いながら、子どもたちの笑顔で溢れ、子どもたちの可能性を最大限に引き出す教育活動を追究し、ふるさとや国の未来を切り拓いていく人材の育成に全力で努めてまいります。
本校の教育は、地域の皆様、PTA、同窓会、その他多方面の関係者の皆様方との連携で成り立っております。私たち教職員も一丸となって邁進していきますので、本年度も引き続き、ご支援ご協力を賜りますようお願いいたします。
長崎県立猶興館高等学校
第29代校長 松添 秀喜