８月２６日（土）に離島留学体験入学を実施し、長崎県内・県外合わせて９名の中学生とその保護者にご参加いただきました。

　今年度は午前中に学校説明をした後、午後から英語の体験授業、在校生の体験発表、在校生との交流会を実施し、在校生の話を聞く機会を多く設けながら、本校の学校生活に触れてもらいました。英語の体験授業では、クイズなどの活動の後に高校範囲の内容の授業を体験してもらいました。難しく感じる部分もあったと思いますが、中学生は積極的に参加しており、意欲の高さが感じられました。体験発表では、東京からの離島留学生である３年生の山下さん、兵庫からの離島留学生である２年生の四辻さんの２人が、離島留学を決めた理由や奈留島での生活について実体験を交えながら発表を行いました。山下さんが最後に語った、「『奈留島の人の暖かさ』だけは覚えて帰ってほしいです」という言葉は、中学生の心に残ったことでしょう。在校生との交流会では、本校３年生が中学生の質問に答えたり、校舎案内や部活動見学に連れて行ったりしてくれました。また、発表をしてくれた２人や交流してくれた３年生だけでなく、多くの生徒からのメッセージを会場に貼り出し、中学生に歓迎の気持ちを伝えました。参加した中学生はどの活動にも楽しそうに参加しており、本校の魅力が十分に伝わったものと思います。

　交流会と並行して保護者対象の個別相談会も実施し、多くの質問や相談が寄せられました。少しでも不安や悩みが解消されていましたら幸いです。参加された保護者の皆様、離島留学に興味をお持ちの保護者の皆様、何かご不明な点や相談事がありましたら、気兼ねなく本校までご連絡ください。

　参加者のうち希望された方々には、この後奈留島の民宿に宿泊していただき、翌日には奈留島巡検を実施します。さらに奈留島について知っていただき、奈留島での生活を少しでも感じてもらえたらと思います。ご参加いただいた皆様、遠方からのご参加、本当にありがとうございました。進路についてよくご検討いただき、その結果本校を選んでいただけますと嬉しい限りです。心よりお待ちしています。