令和7年11月10日(月※文化祭代休)に、佐世保市江迎町にある株式会社FlightPILOTから講師をお招きし、空撮用ドローンの1日講習会を実施しました。
松浦高校DXハイスクールでは、農業用ドローンを使用した水稲直播に挑戦しましたが、苗立ちに至らず、移植栽培に切り替えて、農業用ドローンによる除草剤散布や殺虫・殺菌剤散布などの防除に取り組み、先月稲刈り・精米を行い、スマート農業への挑戦は一段落しました。
今回、次年度に向けた取り組みとして、1・2年生を対象とした空撮用ドローンの講習会を実施し、1年生女子生徒1名が参加しました。
午前中は、体育館2階で、基本操作・スクエア飛行・サークル飛行・8の字飛行を学習し、体育館全面を活用した目視外飛行の訓練を行いました。目視外飛行とは、操縦者が直接目で見て機体を確認できない状態で行う飛行のことで、農地での農薬散布や作物の生育状況を調べる飛行や山林、災害現場など、広大なエリアを対象とする作業では、ドローンを長距離にわたって飛行させる必要があります。こうした状況では、操縦者からドローンが離れてしまうため目視外飛行が前提になります。
午後は、体育館1階で、操作技術を向上させるため、繰り返し、サークル飛行や8の字飛行の練習や障害物を避けながら飛行する練習をしました。
上達するにつれ、最終的には、ノーズインサークルや後退しながら上昇する技術、逆に、前進しながら下降する技術、同時にカメラを上下するなど、発展的な操作技術を学ぶことができました。
参加した生徒から、とても面白かった。早く、松浦の美しい自然の空撮映像を撮影してみたいとの感想でした。