佐志岳自然観察会
対 象 理数科2年20名
実施日 令和元年10月30日(水)実施
場 所 平戸市南部の佐志岳(347m)
講 師 自然観察指導員 邑上 益朗(むらかみ ますお)
観察地の佐志岳は、西海国立公園の第2種特別地域に指定されていて、かつて放牧地として利用された草原が広がっています。
現在は、放牧としての利用はありませんが、毎年2月に行なわれる野焼でススキ-メガルカヤ群集が維持され、貴重な草原性の植物が見られます。
生徒たちの多くは今回初めて佐志岳に登る、ということで、登山前の生徒の顔には緊張と不安の色が見られましたが、随所で邑上先生からしていただいたレクチャーやチョウセンノギクやイトラッキョウなどの希少植物を観察していく中で表情も明るく今回の観察会を楽しんでくれていました。
学校に戻ってからもグループごとにまとめ発表を行なうなどして、平戸の豊かな自然を体験し、ふるさとについて考える充実した1日となりました。