3月16日(水)佐賀大学との連携事業の事前実験として、本校化学室にて海洋温度差発電キットを用いた実験を行いました。
班に分かれて、自分達で説明書を読み込みながら、海洋温度差発電装置を組み立てました。
この装置は氷水と熱湯を用いた温度差によって電圧を得ることができるペルチェ素子を用いて発電する装置なのですが、
今回は3つの班に分かれて、
・熱湯と氷一杯の氷水
・熱湯と氷少しの氷水
・熱湯と常温の水
この3つの組み合わせによる、発電能力の違いも比較しました。
その後、教室に戻ってから、担任による
「海洋温度差発電でもっと効率良く発電量を増やすには、どのような工夫が必要だと考えられるか?」
という問いに対して、1時間という短い時間の中、班のメンバーとたくさんの議論を交わしながらそれぞれの考えを発表しました。
2年理数科になると課題研究が始まります。
今回の実験では、課題研究とはどういうものなのか、少しだけ触れることができたのではないでしょうか??